毎週火曜日にお送りしています、「キネマのススメ」。
松村奈央が選んだ映画をご紹介しています。
今日ご紹介するのは、現在公開中の「ゴジラVSコング」です。
2014年に公開された、ハリウッドリメイク版・「GODZILLA」と、2019年に公開されたその続編「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」。
そして、2017年に公開された「キングコング:髑髏島の巨神」という3つの作品で、世界中の怪獣映画ファンを熱狂させた、「モンスター・バース」シリーズ。
製作したのは、「ダークナイト」シリーズや「パシフィック・リム」シリーズでファンのツボを心得たスケールの大きい作品を次々を生み出している「レジェンダリー・ピクチャーズ」。
「モンスター・バース」シリーズも大ヒットシリーズとして、世界中が注目しています。
その第4弾、「ゴジラVSコング」という、日米の2大モンスターの夢の対決がついに実現しました!
「ゴジラVSコング」の製作が発表されたのは、2018年11月のこと。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、当初予定されていた公開予定日から何度も延期されていましたが、ついに日本公開がスタート!
すでに公開されている42の国と地域では、すべての国で週末の映画興行ランキング1位を獲得しています。
では、気になるストーリーをご紹介しましょう。
前作の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」での、モンスターたちの戦いによって、壊滅的な被害を受けた地球。
人類は、各地で再建をはかり、特務機関「モナーク」は、未知の土地での危険な任務にあたりながら、巨大怪獣のルーツの手がかりをつかもうとしていました。
そんな中、ゴジラが深海の暗闇から再び姿をあらわし、フロリダにあるハイテク企業を襲撃。世界を再び危機へ陥れます。
ゴジラに対抗するため、「モナーク」は、キングコングを髑髏島から連れ出します。
人類の生き残りをかけたミッションは、やがて、ゴジラ対コングという未曽有のモンスター対決へ発展し、人類はかつてない戦いを目にすることになります。
監督は、低予算「サプライズ」などの低予算のホラー映画で高い評価を受け、Netflix実写版「デス・ノート」などを手がけた、アダム・ウィンガード。
前作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」に出演していたカイル・チャンドラーや、ミリー・ボビー・ブラウンが続投するほか、前2作で、渡辺謙が演じた芹沢博士の息子、芹沢蓮の役で小栗旬がハリウッドデビューしていることも話題です。
幼いころから怪獣映画が好きで、ゴジラやキングコングを身近な存在として育ったという、ウィンガード監督だけに、”主役はあくまで怪獣”というコンセプト。
怪獣たちの怒りや感情がむき出しになるよう描いた、というバトルはスクリーンで観るのにふさわしい、大迫力です!
今回の大ヒットを受けて、「レジェンダリー・ピクチャーズ」は、「モンスター・バース」シリーズを継続させるようです。
まだまだハリウッド・ゴジラが見られそうですね。
梅雨のジメジメをスカッと吹き飛ばしてくれる1本!
ぜひ大きなスクリーンで、五感で楽しんでください!
今日ご紹介した映画、「ゴジラVSコング」は、
■TOHOシネマズ 光の森
■TOHOシネマズ はません
■TOHOシネマズ 宇城
■TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
■ユナイテッド・シネマ熊本
■イオンシネマ熊本 で、現在公開中です。
「ゴジラVSコング」オフィシャルサイト