クロペディア 「大人の階段とは」
大人の階段とは
出典:パンゲア百科事典『クロペディア』
目次
1.新説(RN:青カビチーズパンさん)
私は大人になったあの日を良く覚えています。あの階段を登った、あの日。あれは私が20歳になって数日後のことでした。高校を卒業したものの、定職にもつかず暇を持て余していた私は、フラフラと夕暮れ時の繁華街を彷徨っていました。やりたい事が見つからない。自分に何が向いてるのか分からない。このままただ時間が過ぎてなんのきっかけも無いままただ大人になっていくのか。私はやるせ無い気持ちでいっぱいでした。そんな時「いい店紹介するよ、興味ない?」とスカウトに声をかけられ、案内されるがままについていきました。案内されたのは煌びやかなネオンが光るお店。丁度そこからオジサンの団体客がでてきました。「最近の…女王様は……生ぬるい……もっとキツく…」オジサンたちの会話が途中途中聞こえます。何故だか悲しそうな表情でした。素通りをして店入ろうとしましたが、その瞬間、オジサンたちが一斉に私を見つめ、口々に話しかけてきました。「この店の子?新しい子?」「アッ、お客様、この子はまだお話だけなんで…」スカウトが止めようとしますが、オジサン達は止まりません。「その蔑んだ瞳!不快そうな眉間の皺!最高だよ!君こそまさしく僕達の理想の女王様だ!」オジサンたちはとても嬉しそうに私の前に集まってきました。「そんなこと言われても、私はそういうことはまだよくわからず…」「いいや!今にわかるさ!」オジサンたちはそういうと、次々に私の前に跪き始めました。「さぁ、登って!さあ!遠慮なく!」目の前に、汚らしく四つん這いになったオッサン共が階段を作っています。生まれて初めての光景に、私の心は何故でしょう…不愉快な筈なのに…それと同時にとても高揚したのです。私は靴のまま思い切りオッサンを踏みつけ、階段を登りました。 あの日、一段目の階段となってくださった黒木さん。あの階段を登って私は大人に、そして皆さんを悦ばせる女王となりました。とても感謝をしております。ありがとうございました。
2.諸説(RN:プレミアムエブリデイさん)
「大人の階段」とは、甘酸っぱく、それでいてほろ苦いものである。これは僕が中学1年の夏、セミがうるさい暑い日の出来事です。授業が終わり、帰宅しようとしたらつまずいて転んでしまったところに、友達の姉である水泳部の3年の先輩が通りかかり、僕と目が合った。実は当時から僕は要領が悪く、よくつまずいて転んだりしては先輩に迷惑をかけていた。こういう時、普段は優しく声をかけてくれるのだが、この日は何か嫌な出来事があったのだろうか、様子が違った。「何してるの?。あなたって本当にドジね。」冷たい目で僕を見下ろしてきたのだ。よく見れば、先輩はこれから部活に行くため水着にジャージの上着のみを着ていた。水着とは言うものの、膝上まで覆われた競技用の水着である。しかしながら露出が少なめで肌にピッチリと貼りついた水着は、逆に僕の欲を掻き立てるのだ。それに加え、僕を見下す冷たい目…下の方から熱いものが込み上げてくる。下の膨らみを隠そうと、思わず前屈みになってしまう。「ちょっと着いてきて。」と言われ、水泳部の練習に参加させていただいた。「なんでもう息継ぎするの! このぐらいでへばってどうするの⁉︎あなたって本当にダメね!!」よほど嫌な事があったのだろう、鬱憤を晴らすかのように水着姿の先輩は激しく僕を罵る。もっとダメな僕を見下して、もっともっと激しく罵倒してほしい…。冷たい水に浸かっているのに股間はどんどん熱くなる。下の膨らみが見えないよう、必死に水しぶきをあげ、余計に苦しくなる。息が苦しい…何故か気持ちがいい…。興奮が最高潮になった頃、プールサイドへ上がり僕は失神してしまった。水着姿の先輩のおかげで、少し大人になった自分に出会えた気がしました。乙女の海パンを見て、太めの快感を味わい、大人の階段を登った、セミがうるさい暑い夏の日の思い出です。