クロペディア「なぜ時計の針は右回り?」
なぜ時計の針は右回り?
出典:パンゲア百科事典『クロペディア』
目次
1.新説(RN:あきだい さん)
時計の針はなぜ右回りなのか? その謎に迫る為、私はアメリカのワシントンにあるスミソニアン博物館へと飛んだ。 さすが世界の英知を結集してある博物館、日本の時計コーナーには ゲームウォッチ、たまごっち、妖怪ウォッチまである。 あらかじめ私はこの取材の為にスミソニアン博物館の協会委員である 日系2世のジョージ秋山氏とのアポイントを取ってある。 受付を済ませるとすぐに特別室に案内された。秋山氏は流暢な日本語で迎えてくれた。 「やあ、あきだい。君は時計が右回りなのか興味があるんだって?なぜそこに興味を抱いたんだい?」 「やあジョージ、実はラジオの研究テーマで時計はなぜ右回りなのかというお題が出て、ここならわかるんじゃないかと思ったんだ」 「日本のラジオはそんな知的な放送をしているんだね。アメリカでは昔オーソンウェルズがラジオで火星人が来たって言ってからイマイチ信用がないんだ。それでそのテーマの発案者は誰なんだい?キョセン オオハシ辺りか?」 「いや、ヨシヒロ クロキという人物なんだ」 「ヨシヒロ…クロキ?…ヨシヒロ クロキはもしかして身分を隠してパーソナリティをしているという黒木よしひろ氏の事か?」 「yes」私がそう言うと明らかにジョージが動揺しはじめた。 急須からお茶を注ごうとする手が震えていた。しばしの沈黙のあとジョージが重い口を開いた。 「あきだい、君はここで聴いた事をラジオで発表するつもりか?」 「yes」 「そうか、君がそこまで言うなら仕方がない。実は時計の右回りには黒木氏の先祖が絡んでいるんだ。時計回りという言葉を最初に使ったのはおそらくその人だと思う。時計を右回りにするか左回りにするか実は半々だったんだ。世界中の賢人や商人や王族の利権が絡んで争いが勃発する寸前だったんだ。そこで黒木氏の先祖であるクロキ三世の一言で右回りに決まって、なんとか戦争は回避出来たんだよ」 「凄い話だな。鶴の一声で決まったんだな。それでなんて言って右回りになったんだい」 「たった一言。時計は右回りの方が身体に良いって言ったんだ」 世の中には歴史に残らないヒーローが存在する。
2.諸説(RN:アジアンハマー。左遷の極み。さん)
時計の針、どちらに回すか開発者は悩んでいた。 「右かな?左かな?」毎日酒を飲みながらも考えて、飲み過ぎて時計に向かい敬礼していたらしい。 そんな時、気晴らしにある演芸場に向かった。 出演していた芸人が「ひょっとこのお面」の口をおさえながら 「右かな~?左かな~?」と歌っていて結果は「ひだり〜!」だった。 結局何回出て来ても口の向きは左だったので時計も左回りにしようと考えた。 だが自宅に地元の祭りで使った「ひょっとこ」のお面が有る事を思い出し 「右かな〜、左かな~♪」と歌いながら見てみたらなんと「みぎ〜!」だった! 左だと思っていた物が逆で衝撃を受けた開発者は急遽時計の針を右回りにする事に決定した! 以来、時計だけでは無く、車などのメーター類も同じく右回りになったそうだ! ちなみに「あなたの時計針の右回りはどこから?」と開発秘話を記者に聞かれて 「私はひょっとこの口から!」とは開発者は絶対言えなかったので 「太陽や月の動きに合わせたから!」ととっさに嘘を言って切り抜けた後に 心を落ち着かせる為に「ひょっとコーヒー」いや「ホットコーヒー」を飲んだという話は有名な後日談なので有る!
2.諸説(RN:砂漠の狐・どど左遷組 さん)
時計の開発をしていた江戸時代末期… 針の右回りを推薦する、アイドル歌手、松田SEIKO推しの幕府保守派と、 左回りを推薦する、坂本龍馬筆頭、麻オメガめぐみ推しの倒幕派… 時計対決の曲を出し、ヒットした方に軍配が上がる…そんな事が決まり、 麻オメガめぐみは、九州弁バージョン「わたしの彼は左ききばい」、 ♪とすけんなか事するときも~ わたしのわたしの彼は左きき~♪ 一方、松田SEIKOは「時間の国のアリス」東北弁バージョン ♪「ずかんのぐにのありず」をそれぞれリリース、 ♪あっ、もう6時59分、 7ずん(シチズン)になるわ… 魔法の時計~逆に回せば、あがいリボンとビーズの指輪~♪ これが売上100万枚超えのミリオンヒット、針の右回りが決定、 日本の時計メーカー、SEIKOとシチズンの誕生となったのですぅねぇ。