クロペディア「浦島太郎のその後」
浦島太郎のその後
出典:パンゲア百科事典『クロペディア』
目次
1.新説(RN:さんまるさん)
浦島太郎は玉手箱を開け老人の姿になった。 頼るべき両親や家も失い絶望した。 太郎「私はもう終わりじゃ。」 謎の人物「諦めるのはまだはやいですよ」 太郎「貴方は!?過払い時間請求の人!」 謎「あなたの時間、過払いがあるかもしれません!」 それから太郎は自らの青春を取り戻すべく、 過払い時間請求の人に相談し竜宮城に内容証明郵便を送った。 そして太郎は35年の返還を受け、 老人から青年の姿になることができた。 太郎は失った時間の分も懸命に働いた。 知る者のいなかった村人からも信頼され 見合いの話も出た。 順風満帆な生活を送っていたある日、 太郎が浜を歩いていると、 亀が子供たちにいじめられていた… つづく…
2.諸説(RN:特急ミレンさん)
俺は全然有名じゃない!金太郎や桃太郎に比べたら、地味で目立たない!と、浦島太郎は2人に嫉妬していた。 しかし、『プラゴミだらけじゃ!浦島太郎がプラ島太郎に!』というCMになった事で、一気に知名度が上がり有名になった。 ただ若い女の子達からは、浦島太郎ではなく、プラ島太郎と思われている事に腹が立っていた。 若い女の子達に、自分の本当の名前を知ってもらおうと思い、女の子向けに最新のブラジャーを開発した。 スポーツをしている女の子向けに、スポーツブラや、寝る時には心地いいナイトブラ、そして付けたら思わず『ヤッホー!』と言ってしまう、ヌーブラを開発した。 さらに、後ろでホックを止めるのではなく、前でホックを止める、フロントホックブラを開発し、これが爆発的にヒットして、たちまち浦島太郎は有名になった。 これで俺はプラ島太郎ではなく、浦島太郎と呼んでくれるだろうと思ったら、若い女の子達は、ブラ島太郎と呼んだ。 プラ島太郎からブラ島太郎になっただけだった。 このままならダメだ! そう思った浦島太郎は、下着メーカーのピーチ・ジョンと手を組み、画期的なブラジャーを開発した! 上半身にブラをするのではなく、下腹部にブラをするという、男女兼用で使える『ブラブラ』というブラジャーを開発した。 女性からは、ガーターベルトの代わりとして評判が良く、男性からは自分のモノが大きく見えて、まさに『風もないのにブ〜ラブラ!』みたいな、味わった事のない優越感に浸る事ができるので、大人気の商品になった。 下着売り場には、『ピーチ・ジョン✕浦島太郎。共同開発!』という垂れ幕が大きく飾ってある。 ちゃんと垂れ幕には浦島太郎という名前が書いてある! これで俺は、本来の浦島太郎と呼ばれるはずだ!と確信していた。 しかし、またしても若い女の子達は、ピーチ・ジョンと浦島太郎を略して、ピーチ太郎と呼び、いつしか桃太郎と呼ぶれていた。 プラ島太郎からブラ島太郎、そして最後は桃太郎。 結局、最後まで本当の名前を呼ばれる事なく、浦島太郎は人生を終えた。 めでたし、めでたし。