古本と新刊 scene 高岡浄邦さん
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最近話題のあんな人・こんなもの・お店・イベントなどをPICK UPして、わたくしマッキーが詳しくお話伺う、「Macky Talks」。
Q①この度はMackyTalksへのご出演ありがとうございます。
まずは高岡さんにご自身について、プロフィールや趣味、休日の過ごし方や、今までどのようなお仕事をされてきた方なのかなど、経歴から教えて下さい。
2022年の7月に、「古本と新刊scene」という書店を始めました、高岡浄邦と申します。
店名の通り、新刊本と古本、両方を取扱いしている本屋です。
年齢は44歳です。これまでに書店などで仕事をしてきた経験を生かして、ひとり本屋を始めました。
今は、医療機関で事務職をしながら、空いている時間を使って本屋をしています。
時間配分としては2つの仕事を半分半分、といったところです。
趣味は、本を読むこと以外だと、音楽を聴いたり自転車に乗るのが好きです。
本屋を始めてからは自由に使える時間があまりなくなってしまったので、休みの日は家でゆっくりしていることが多いです。
Q②そんな高岡さんは「古本と新刊scene」という本屋さんを昨年熊本県庁通りにオープンされました。このオープンにあたっての経緯についてまずは教えて下さい。
過去に、書店員として、一般的な大型書店と、ちょっと変わり種の個性的な書店、2つで仕事をしたことがありました。
ほかにも、主に販売の分野で色々なところで仕事をしてきました。
これまで組織に所属して仕事をしてきたのですが、あまり長続きせず、以前から自分で何かをしたいと思っていました。
その「何か」が自分にとっては本屋だった、という感じです。
店は、熊本県庁通りにある雑居ビルの2階です。
Q③この「古本と新刊scene」という本屋さん。
夜に輝く本屋さんとして有名だと伺いました。これはどういった所からでしょうか?
書店の特徴について教えて下さい。
営業時間が少し特殊で、月曜日から木曜日までは18時から22時まで。
金曜日から日曜日までは11時から19時まで、というスタイルで営業しています。
定休日は1・3金曜日で、イベント出店時など不定期の休みもあります。
店の特徴は、10坪くらいの小さな店なので、幅広くというよりも置くものを限定していて、その分置いているジャンルの本は他よりも充実させているつもりです。
たとえば、週刊誌や月刊誌などの雑誌、実用書、学習参考書など、本屋さんといったときにイメージするようなもののいくつかがうちにはほとんどありません。
そのかわり、特に力を入れているジャンルについては、大型店でもあまり扱っていないようなものも揃えています。
Q④この営業時間・スタイルで経営されているのにはどのような理由があるのでしょうか?
営業時間が不規則なのは、先にお話ししたとおり、自分が仕事を掛け持ちしているためです。
本屋の仕事は、正直始めてすぐに自分が生活していけるだけの利益が生み出せるとは思っていなかったので、自分がやりたいことと経済的な面とのバランスを保つために、今は2つの仕事をしています。
Q⑤「古本と新刊scene」という本屋さん。
取り扱っておられる本の種類、どのようなものがありますでしょうか。
僕自身がサブカルチャー系のジャンルが好きなのもあって、音楽やアート、デザイン、コミックなどの品ぞろえが特に充実していると思います。
その他には、絵本、仕事や生き方について考えるといった哲学的な本、旅の本などを取り扱っています。
最近では特に短歌の本が良く売れています。
それから、ZINE・リトルプレスと呼ばれる小規模あるいは個人単位で制作された出版物についても充実していると思います。
Q⑥ここで改めてお店の住所や目印、そして営業時間とご連絡先のお電話番号。
またホームページやSNS等を教えてください。
熊本県庁通りに、上下水道局、不動産会館といった大きな建物が並んでいるのですが、その向かいにあるビルの2階です。
目立つ看板などは立てていないのですが、「本」という文字を窓ガラスに掲示しているので、それを目印にしてください。1階にカフェとだし巻き卵のお店があります。
営業時間は、月曜日から木曜日までは18時から22時まで。金曜日から日曜日までは11時から19時までです。
定休日は1・3金曜日で、イベント出店の時などもお休みになります。
イベントで外に出て本を販売したり、店内で読書会などのイベントをやる時もあって、おもにSNSで情報発信しています。
TwitterとInstagramのアカウントがあります。
また、ホームページではオンラインで本の販売もしていますので、どういった本があるのか、一度ホームページを見て頂けたらわかりやすいかなと思います。
「古本と新刊scene」と店名で検索してもらうと出てくると思います。
Q⑦本日はお忙しいところインタビューを受けて下さり誠にありがとうございました。
最後にこの番組をお聞きのリスナーの方へメッセージや、高岡さんから今後のご案内などありましたら教えて下さい。
熊本は書店が充実していて、本の文化が根付いている地域だと思います。
本を読む手段はたくさんあります。
書店で購入する以外にも、図書館で借りて読むことも、ネット通販で購入することも、最近ではサブスクリプションのサービスなどもありますが、場所としての本屋の存在も大切なものだと思っていますので、最近本屋に行ってないなという方は、ぜひお近くの店に足を運んでみてほしいです。
当店からのご案内としては、1月はイベント出店の予定が2つほどあります。
店内イベントも、2月以降に読書会や原画などの展示、去年は漫画家さんのサイン会なども実施しましたのでその第2弾なども現在企画しています。
本日は誠にありがとうございました。
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