劇団きらら 代表 池田美樹さん
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最近話題のあんな人・こんなもの・お店・イベントなどをPICK UPして、
パーソナリティのマッキーがお話を伺う、「Macky Talks」。
今日は、熊本を拠点に福岡・東京など各地で公演を行う
劇団きらら 代表 の池田美樹さんをお迎えしてお話を伺いました。

Q① ご自身について、プロフィールや経歴など、教えてください。
上通生まれ・上通育ち。黒髪・清水経て、また上通在住。上通を愛しております。
短大卒業後、劇団きららを創設。
家族は夫・猫。
趣味は米粉菓子づくり(グルテンフリー風味)。漫画読み。TikTok漂流。
Q②劇団きららの概要について詳しく教えてください。
1985 創設。以降、一貫してオリジナル作品を上演。
1995 福岡「イムズ芝居」最優秀賞受賞。福岡進出。
2003 東京「アリスフェスティバル」アリス賞受賞。東京進出。
2004 上海国際演劇祭招聘。 …後、メンバー大量退団。
2006~2012 …★★★個人的暗黒期★★★
2015 東京公演復活。王子小劇場佐藤佐吉賞受賞。東京再進出。
定期公演+学校ワークショップ・イベント(火の国まつり・おばけ屋敷等)の
両輪で走っております。
Q③ 池田さんが演劇の道に進もうと思ったキッカケは?
リカちゃん人形遊びと少女まんが三昧の幼児期。
絶対まんが家になる!と信じて入った高校美術科で演劇部に入部。
ひとりの頭の中でつくる漫画より、他者とつくる演劇のほうがおもしろくなる。
短大卒業、熊日新聞ヤング欄に団員募集記事を掲載していただいて、劇団きらら創設。
なんと来年40周年!
相変わらず「他者と存分揉めながらつくる」のが楽しくて続けております。
Q④ 活動を続けていてよかったことなどエピソードがあれば教えてください。
常にいろんな世代の人たちと会えること。
教え仕事や演劇ワークショップで毎週のように、小学生、高校生、特別支援のこどもたち、
それに付随する先生方とお会いします。
またイベントでは代理店や公的機関の方々と、
地域で演劇をつくる仕事では年配の方々と、いろんな話をする機会があります。
自分の周囲のことだけ考えて生活していると価値観も自ずと狭まりがちですが、
なんとか固めずに生きていられてるような気がします。
劇団の作劇のテーマはいつも「変わらぬ明日の見方が変わる」。
このご時世、自分の容姿も思考も仕事内容も収入も、
そうそうドラマチックに変化なんかしない。
でも、駆け込もうとしたエレベーターで知らない誰かがボタンを押して待っててくれたり、
自分にとってはいつもの帰り道の夕焼けに見とれてるこどもがいたり、
そんなちょっとしたことで、その変わらない生活の見え方が変わることもある。
観た後に、誰かとしゃべりたくなるような作品をつくり続けていきたいと思っています。
Q⑤ 現在力を入れている活動や、今後の展望について教えてください。
最近、周囲でしばしば話題になることは、「更年期話」(^^;)
40歳で「早期閉経」となり、いや~、心身の変化に驚き続ける10年間を過ごしました。
病院の薬も怪しいサプリも、酸素カプセルやプラセンタなんかも試しまくりました。
結構お金も遣いました。
そして行き着いた、個人的な特効薬は「筋トレと雑談」。
周囲が遅れて更年期に入り、驚きと戸惑いの相談を受けることが多いのですが、
こんな会話ができるようになるために早期閉経したのかも、
などと笑えるくらいになって来ました。
更年期は大人の中学生(思春期)時代、と思うとります。
あの寄せ狂う高波の話を、マッキーさんと交わせたら、と思っております。
Q⑥ 予定されている公演・イベントなどあればご紹介ください!
他県仕事が続く年明け。
春からはきらら公演も頑張ります。
■外部作・演出■
◆有門正太郎プレゼンツ「おじボー。」@愛知・北九州 //2・3月
→ある朝めざめたらおじさんになってた12歳ボーイのコメディ。
◆こふく劇場「銀河鉄道の夜」@広島・宮崎//2・3月
→宮沢賢治さんの名作!緊張しとります。
■イベント■
◆熊本県立劇場「行くぜ!劇場探検隊」@熊本//3月
→今年で7年目!探検仕立てのバックステージツアーです。
■きらら公演■
◆きらら新作「タイトル未定」@5・6月//熊本・東京・その他
→新作ツアー、頑張ります。
Q⑦ おしまいに、リスナーの皆さんにメッセージをお願いします!
滋養栄養・筋トレ・雑談!
マッキーさんと、「変わらぬ明日を愉快に過ごす方法トーク」などができたらと思っております。
よろしくお願いします!