222玉名猫プロジェクト 小島早紀子さん

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月曜日

最近話題のあんな人・こんなもの・お店・イベントなどをPICK UPして、

パーソナリティのマッキーがお話を伺う、「Macky Talks」。

今日は、玉名市内で保護猫活動をされている

222玉名猫プロジェクト 代表の小島早紀子さんをお迎えしてお話を伺いました。 

 
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Q① ご自身について、プロフィールや経歴など、教えてください。

1986年生まれ。熊本県玉名市在住。美容専門学校を卒業後、玉名市内で美容師として働く。

13年間の勤務を経て独立を決意し美容室を開業する。

2023年3月美容業の傍ら玉名市内で保護猫活動をスタート!!

主に食べることと、人がいるところに出向くのが好きです。

カフェ巡りや居酒屋巡り、焼肉巡り、旅行が趣味。

 

 

Q② 「222猫プロジェクト」を立ち上げたキッカケを教えてください。

令和5年3月、怪我をした猫と出会い、自分ができる事は何なのか?

たった1匹の小さな命を守ることもできない、餌だけあげることもできない、

勝手にそう決めたのは自分だ。今助けないで、私は何をしたいのだろう。。

この子を助けることをやめる理由はなんだろう。と考えた日がありました。

保護するしかない!と思い、1匹の猫との出会いが活動のきっかけでした。

しかし思った以上に医療費もかかり次から次と家のない猫たちが目に入るようになりました。。。

これは1人では救える数に限界がある。そう思ってInstagramをスタートしました。

 

その名も小さな力しかない私が何ができるか考えて行動したらどうなるのか?

命に優しいまちづくりをするためには?

と言う知識もない状態から考える学ぶと言うことをスタートしました!

その後、ご縁のある方たちが集まってきていただき、立ち上がった形になります。

 

 

Q③ 現在の保護猫活動について詳しく教えてください。

考えた結果、不幸な子猫を発見しないようにするためには

家のない猫たちの不妊手術の必要さが活動目的になりました。

しかし、不妊手術をするにあたり、子猫の発見は相次ぎ、保護活動も同時に行っています。

また、猫への苦情と猫への餌やりは同じ数位の方が、

価値観のぶつけ合いをする状態となっております!

猫への苦情への解決策として、これ以上猫を増やさないための不妊手術

猫への餌やりをされたい方への解決策として、これ以上、猫を増やさないための不妊手術

苦情を言う方も、餌をあげたい方も、話し合っても答えは出ませんが

間を取ったところが不妊手術だと考えます。

 

◯猫への苦情の方への対策として、超音波センサーの設置のお手伝い。

◯地区の総会等での説明  ◯チラシの配布

◯猫への餌やりの方へ対しての餌のやり方の説明、不妊手術への誘導お手伝い

◯手術後の見守り(マネージメント)の指導  ◯動物愛護センターや保健所との連携

◯市役所との話し合い  ◯家のない猫たちの不妊手術(TNR)

◯相談者との話し合い  ◯現地調査  ◯住民への訪問説明  ◯捕獲器による捕獲の実施

◯猫たちの運搬、手術後の見守り  ◯保護部屋の設置  ◯里親さん探し

◯保護猫たちのお世話  ◯保護猫たちの体調管理

◯一時預かりボランティアさんの募集  ◯募金箱設置、口座開設などによる資金集め

 

また、玉名市以外の熊本市の方や熊本市を除く熊本県内の方からの相談を受けており

どう動いたほうが1番解決できるかを日々探しています。

相談する場所のない方がたくさんいることを日々感じてます。

 

〈 活動実績 〉令和5年4月から令和6年12月4日まで

1年8ヶ月の記録

募金額4,346,220円  活動費用4,267,903円

TNR数287匹 (相談いただき、ご自分で手術をされた方を除く)

譲渡数304匹 

 

 

 

Q④ 『さくら猫』 『TNR』 とは?

さくら猫とは家のない猫たちの不妊手術が終わっている証として、

耳を桜の花びらの形に切った猫になります。

猫は愛護動物です。ですが、増えると苦情の対象となります。

生きてるだけで苦情が出るかわいそうな動物です。

増える理由としては、繁殖能力が高いこと、飼い猫だった子が捨てられること、

不妊手術をしてない飼い猫が外で飼われていることなどが原因です

そんな猫たちをこれ以上増やさず手術をして1代限りの一生を優しく見守っていただくために、

不妊手術をした子を増やしています。

 

トラップ猫を捕獲し

ニューター猫を手術し

リターン猫を元の場所へ戻します

頭文字がTNRとなります

 

私、考えとしては、不妊手術を終わらせたさくら猫への見守り行為は人間の責任だと考えます

猫の数を管理し、不幸な子がこれ以上生まれないように見守る必要があると思います。

 

 

Q⑤ 活動を続けていてよかったことなどエピソードがあれば教えてください。

活動はとても大変です。毎日相談は来ます。保護依頼から苦情。

私は自分で言うのもなんですが、誰よりもかわいそうな猫を見たくないのに

1番見てしまう立場にいます。昔の私ならかわいそうと涙し何もできないままでした。

活動を続けていて一緒に頑張ってくれるボランティアメンバーさんの方たちのおかげで

助けられる猫の数が確実に増えていること。

不幸な猫が生まれるのをストップできている地域が少しずつですが増えてきていること。

この現実が活動を続けて嬉しいことです。

里親さんに渡した後の子猫たちが幸せそうに暮らしている姿、

家族ができて、暖かい家の中で過ごせる日々。お腹を減らしてさまよわない日々。

私がしたいことが現実になっていくことが嬉しいです

 

 

Q⑥ 譲渡会などご予定や、募金についてお知らせください。

今年最後の譲渡会は、12月15日(仮)を予定しています。

場所は熊本県玉名市です。

ご寄付の方法は、銀行振り込み、PayPay、Amazon欲しいものリスト

ご協力店舗様設置中募金箱( Instagramからご覧になれます!)

 

Q⑦ おしまいに、リスナーの皆さんにメッセージをお願いします!

日々忙しく過ごす毎日ですが自分の住む街に困っている人がいないか

困ってる猫がいないか目を向けてもらう時間が作れたらいいなと思います。

決して助ける事は簡単なことではありませんが絶対できないことではありません。

一緒にできる人を見つけて協力して分け合えばできることも増えると思います。

人のつながり、人の優しさ、きっと皆さん優しい人ばかりだと思います。

やり方がわからないだけだと思います。

私は優しい街になってほしいと思って活動しています。

きれいごとのように聞こえますが、まずは1歩動ける方が増えたらいいなと思います。

よろしくお願い致します。

Program Contents

より良い未来に向かう最初の1歩。
毎朝、1日のスタートを彩る多様な情報と話題を盛り合わせてお届けします。

PERSONALITY
【Mon/Tue】 マッキー
【Wed/Thu】 緒方仁深
【Fri】 冨田浩二

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