こどもとおもちゃのフラットソース 橋本小百合さん
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最近話題のあんな人・こんなもの・お店・イベントなどをPICK UPして、
パーソナリティのマッキーがお話を伺う、「Macky Talks」。
今日は、大津町で親子のコミュニケーションスペースである
こどもとおもちゃのフラットソース 代表 橋本小百合さんをお迎えしてお話を伺いました。
Q① ご自身について、プロフィールや経歴など教えてください。
幼い頃はおとなしく、絵を描く事が好きでした。
中学生の頃に『幼稚園の先生になりたい!!』と思い、
普通高校卒業後、幼児教育学科のある短大へ。念願の幼稚園の先生に。
幼稚園教諭をする中で、『ゆっくり赤ちゃんのお世話をしたい!』と保育士免許を取得し保育園へ。
それから、保育園の立ち上げスタッフ、児童館、ベビーマッサージ教室、
アロマ教室の運営、おんぶ紐の会社で企画営業、講師業などを経て、
現在『こどもとおもちゃのフラットソース』 を経営しています。
お休みの日は、マッサージやランチに行ってリフレッシュ、
日頃ゆっくりできない家事や、結局事務仕事などをすることも多いのですが(笑) 。
思い立ったら即行動の私は 『これはイイ!』と思ったこと、人と違う新しいこと、
必要だけど誰もしていない事を、自分ならどんな形でできるのか?を日々考えています。
Q② こどもとおもちゃのフラットソースの概要(場所や利用方法)についてご紹介ください。
住所は熊本県菊池郡大津町引水140です。大津小学校の近くになります。
木のおもちゃ50種類以上を常時置いている、親子のコミュニケーションスペースです。
火曜日、木曜日、金曜日の10時~12時、13時半~15時半オープンです。
月に2回、土日オープン日もあります。
基本は、HPやInstagramに載っている予約フォームでのご予約が優先です。
子どもたちや、保護者の方が安心して心地よく遊べるように、利用人数制限をしております。
当日空があれば、電話や直接来場でのご利用も可能です。
ただ、7,8月は夏休みもあり利用者が増えることが予想されますので、ご予約が確実です。
おもちゃを真ん中に、大人も子どもも皆が心地よく楽しいと感じられるスペースになるよう、
心がけています。檜の床に、杉の腰板、沢山の木のおもちゃのある部屋は、
木の香りに包まれ、ホッと深呼吸したくなるような空間です。
Q③ こどもとおもちゃのフラットソースはどんな施設でしょうか?
基本、平日は未就園児のお子さんとその保護者対象です。
保育園や幼稚園がお休みの時や、ご兄弟児さんも小学校1年生ぐらいまでは、
ご利用、楽しめる場所となっています。
保護者の方には、遊びの広げ方やお子様への声掛の仕方、子育ての相談や情報、
その方に合った保育園や助産院をお伝えしています。
保護者向けのお子様と一緒に受講できる講座や、製作、イベントなど毎週企画しています。
でも、一番のオススメは2時間通常施設利用コースです。
沢山の木のおもちゃに触れて、お子様たちが日頃しない経験を全身で楽しんでいただけます。
Q④ こどもとおもちゃのフラットソースを立ち上げたキッカケについて教えてください。
幼稚園、保育園、児童館などで、働きながら、その施設には、それぞれの役割があり、
『ここまで保護者の方にしたいけど出来ない。』と言いう現実を、それぞれの場所で感じていました。
また、熊本地震後に3歳と、6ヶ月の二人の子を連れ、
おもちゃの広場を月に1回ボランティアで開いていました。
その、二つが重なり、私に出来る事はないか?と考えていたのがキッカケです。
それから、実家の「縫製工場跡地を使っていいよ。」と父から許可が出たので、
場所が確保でき立ち上げに至ります。
また、今までの仕事や経験で得た、知識や人脈を活かし、
子育てママやパパの役に立つことを仕事にしたい!と思ったからです。
Q⑤ 「木育」とは?木のおもちゃの魅力についても教えてください。
木育(もくいく)とは、2004年に北海道庁が提案した教育概念で、
幼少期に「木や森、人との関わりを経て豊かな心を育てる」ことを目的としています。
木育では、木製の製品に触れるだけではなく、木の命や森林環境に目を向けて、
「木と人のつながり」を意識することが大切です。
木は、切り出してから200年後が一番固くなると言われています。
それからゆっくり朽ちていき自然に戻ります。
そう考えると、木のおもちゃは、環境物優しく、
孫、ひ孫、その子どもたちも、ずっと受け継いで遊ぶことが出来るのです。
木のおもちゃは、細かい形が作れないからこそ、そこから見立て遊びをして想像力が深まります。
それぞれの、木の香り、肌触りを感じ、熱伝導率が低いので、触っても温もりがあります。
赤ちゃんが、人肌の次に好きな肌触りだと言われています。
木と木が重なる音は心地よく、丈夫で汚れ、傷が入ってもやすりをかけ、布で拭いて
大事に使う大切さも伝える事出来ます。
外で、ふと葉の香りや木に出会った時、木のおもちゃのお話をしながら、
自然の大切さを実感することが出来るでしょう。
Q⑥ 毎月色々なイベントが開催されていますね!例えばどんなものがあるのでしょうか?
7月はイヤイヤ期の対応の仕方の講座や(満席)、親子でダイナミックにシャボン玉で遊ぶイベント、
季節の食育体験として、紫蘇ジュース作り、
年に4回、季節ごとに開催している『木のおもちゃと絵本のマルシェ』もあります。
マルシェは入場無料で、絵本の読み聞かせや、おもちゃで遊べるスペースもあります。
ワークショップや食べ物販売、マッサージブースもありますので、赤ちゃんから大人まで楽しめます。
親の学びの間は、保育士が近くでお子様を見まもり遊び、
親も子も無理しなく過ごせる環境を作っています。
親子で一緒に製作する時間、親だけ集中する時間、
我が子を見守り成長や発達を一緒に喜ぶ時間・・・など、色々な視点からイベントを考えています。
8月は夏休みということもあり、初めての流しそうめんや、外での絵の具遊びなど、
一人ではできない、皆ですると楽しいイベントを企画中です。
Q⑥ おしまいに、リスナーの皆さんにメッセージをお願いします!
毎日、家事に育児にお疲れ様です。木の香り漂う、広いお部屋で、親子でホッとしに来ませんか?
皆様とお会いできますことを楽しみにしております。