今回の地震で、自分の持っている資格を生かし、支援を行っている方がいらっしゃいます。
全国訪問ボランティアナースの会 キャンナスは
震災後、避難所や仮設住宅で活動されています。
今回は、そんな訪問ボランティアナースの会 キャンナス熊本の代表 山本智恵子さんに
お話を伺ってきました。
益城町では、
被災し、家に住むことができなくなった方々のための新たな住居、
応急仮設住宅団地への入居が7月から始まりました。
山本さんは現在、益城町にある県内最大の応急仮設住宅、「テクノ仮設団地」で
支援を行っています。
避難所から仮設住宅に移られた方々の様子などについて伺ってきました。
熊本県内の住宅被害は、全壊が約8100棟、
一部損壊を含めた被害は約17万棟に及んでいることが、先日県から発表されました。
このうち、公費解体の申請を受けている数が、26市町村で1万8093棟に上がるそうです。
地震の影響で
これまでの住み慣れた場所から離れざるを得なくなった方が沢山いらっしゃいます。
避難所では、プライバシーの保護が難しかったものの
仮設住宅に移ってからは、プライベートな空間は確保されているものの
孤独感に苛まれているという話が印象的でした。
これからは、
これまでの住み慣れた場所から離れざるを得なくなった方に対して、
新たなコミュニティを生み出すことが大切だと言われています。
またこの番組で取り上げて欲しい要望やメッセージなどもお待ちしています。