今日は、益城町田原にある焼肉もりかわの森川泰臣さんに風戸南陽子がお話を伺いました。
熊本地震当時はロアッソ熊本の選手だった森川さん。
巻誠一郎さんと一緒に避難所を献身的に回る姿が印象的でした。
サッカー選手引退後はご両親が営む店舗で働かれています。
焼肉もりかわは、熊本地震で甚大な被害を受け、そこから1年半後に再オープンしています。
昨年は地元の消防団員になったという森川さんに益城町で暮らし、働く様々な想いを伺っています。
消防団に入ったのは、
「地震の時に集まった荷物を色んなところに分配したり、24時間動きっぱなしで町のために働いていた。
消防団を尊敬したし、感謝していた。自分も出来るかわからないが、頑張ってみようと思った。」
という思いからだったとのこと。
本震で店舗は全壊。森川さんはサッカーをしていたので、お店のことは出来ませんでした。
ご両親は一日でも早く再開させようと動き回り、何とか1年半後に復活。
森川さんは、「両親は凄い。回りの方の応援してくれる声も凄かった。
みなさんの声もなかったら中々あと一歩が出なかったかもしれない。」と語りました。
そして、引退後、
「兄弟の中で(手伝うのは)自分かなと思い、サッカーもやめるタイミングだった。
好きにサッカー選手をやらせてもらっていた恩返しではないが・・
動けるうちに少しでも助けられたら」と、家業に入ることを決断されます。
益城町で育ち、良い思い出がたくさんある。
誰かのためになるではないかもしれないが、少しでも癒しや楽しむ場所を作ったり、
自分に出来る貢献の仕方を考えながらやっていきたい。
そして、子ども達が安心して元気で遊べるような場所であるといい。
近所のおじちゃんおばちゃんに育てられてるところもあった。
子ども達をみんなで見守り、子ども達が未来を創る。
そういう子達が元気に伸び伸び育つような益城町であってくれたら嬉しい。
そういう想いも、伝えてくれました!!
地域に対し自分にできる貢献の仕方をかんがえているという森川さん。
「子ども達が未来を創る」という想いで、かつて地域の方々から受け取ってきたものを繋いでいきます。
この番組では、熊本地震や豪雨災害に関連して、
取り上げて欲しい要望やメッセージなどもお待ちしています。
アドレスは、with@fmkumamoto.jpです。