今日は、7月豪雨で被害を受けた人吉の温泉旅館の女将たちに着物を贈った、熊本市の赤星麗子さんのインタビューを本田みずえがお届けしました。
7月豪雨によって人吉市の温泉旅館は多くが被災し、建物の浸水被害はもちろん、女将の多くは愛用していた着物も流されてしまいました。そのニュースをたまたま見ていた赤星さんは、「着物もみんな流されてしまった」と悲しそうに話す女将さんを見て、着物を贈ろうと思われました。
20年近く着付けを習っているた赤星さんは、ご自身も着物が大好きで、お母さまから譲り受けた着物やサイズの合わない、箪笥で眠っている着物などを使える方に贈ることで少しは役に立つのではと考えたそうです。
そこで、知人に呼び掛けて眠っている着物を集め、ご自身の分も含めておよそ30着を昨年10月に人吉市の飲食店で、代表して女将2人に贈りました。女将の一人は、「色も柄もきれいで気に入った。営業再開時に切るのが楽しみ」と喜ばれたそうです。旅館の女将にとって、着物は仕事に欠かせない装いです。再開に向けて頑張っている女将の皆さんに嬉しい贈り物となったことでしょう。
着付け仲間などに声をかけ、第2弾を計画しているということです。
スタジオでの収録にも、着物でお越しいただきました。この日は、あられ柄の江戸小紋に、ヤツデの帯という素敵な装いでした。
この番組では、熊本地震に関連して、取り上げて欲しい要望やメッセージなどもお待ちしています。
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