平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
[メニュー][トップ]

2024年12月 1日「阿蘇市内牧 阿蘇キャンドルナイト実行委員長 村瀬 由さん」


2024/12/01 09:55

今週は合同会社KHO(コー)の代表であり
阿蘇キャンドルナイト実行委員長の 村瀬由さんに話を伺いました。

s-IMG_8911 (1).jpg

キャンドルを作りはじめて12年。

阿蘇市へ移住し阿蘇市内牧にハンドメイド雑貨KHOをオープンして5年半。
同じころ 阿蘇の冬のイベント「阿蘇キャンドルナイト」を立ち上げた女性です。

 

熊本地震の時は震源に近い 熊本市東区にいた。
近隣の住宅があちらこちらで倒壊していた。

大好きな熊本がこんなことになって・・・と、とてもショックだった。

 

熊本地震から4年。

キャンドルナイトを熊本でやるのであれば
熊本を代表する阿蘇でやりたいと思った。

それは 事業を立ち上げる場所を全国で探していた時に
県外の方から「熊本は災害ばかりで大変だね・・
かわいそうだね・・」と言われた

それが、悔しかった。

だったら、私がキャンドルで新たな景色、綺麗な景色を
見せてマイナスイメージを払拭したいと思い
キャンドルナイトのテーマを「復興と発展」とした。

地震がなかったら 熊本に残ってはいなかったと思う。

そして、今のようなカタチのキャンドルナイトは出来なかったと
思う。
負けてたまるかーという思いでやってきた。
 

初年度は 自分の店舗のスタートもあり大変だった。
まだ、国道も復旧途中だったので山越えをしないといけなかった。

でも、そんな復旧の状況を見て
改めて魅力発信をしないと!と思っていた。


冬のイベントに対しても いい意味で(心配して)
地元の方から「やるべきではない」といわれたりもしたが
中には「このイベントはいけるよ!」と応援してくれたり
協力してくれる方がいた。


実際、阿蘇キャンドルナイトをやってみて
阿蘇の冬の澄んだ空気の中にキャンドルが映える。

キャンドルの灯りで癒されたといわれるとうれしい。


昨年は、県内の方だけではなく県外、外国の方も
来てもらえるようになった。

5年目を迎える阿蘇キャンドルナイト。
熊本の魅力を発信できるコンテンツに少しでも
力添えできているのかな〜と思うところです。


今年も熊本の魅力を伝えていきます。

s-IMG_9163.jpg

 

「阿蘇キャンドルナイト2024in阿蘇ミルクファクトリー」
 

テーマ「復興と発展」
サブテーマ「バラの舞踏会」

キャンドルの演出は勿論 お花の装飾もいかされています。

開催期間 11月29日〜12月8日(日)
時間   午後6時〜午後9時(受付:午後5時30分〜午後8時30分)
入場料  当日 1500円 (中学生以下無料)
場所   阿蘇市小里781 阿蘇ミルクファクトリー

 

お問い合わせは 阿蘇キャンドルナイト実行委員会
           050-3698-0967