今日は、益城町下小谷の浪瀬孜さん、ツヤ子さんご夫妻が管理しているチューリップ畑を本田みずえが紹介しました。
益城町の農免道路沿いの畑に、3月下旬、色鮮やかなチューリップ畑が出現しました。
このチューリップ畑は、熊本地震後にはじまった「被災地に花を咲かせよう」というプロジェクトがきっかけで誕生し、当初はボランティの協力もあり数万株のチューリップが植えられました。浪瀬さんがこのプロに参加したのは、当時、区長をしていたからで自身の畑を提供したそうです。
天草から持ってきたたくさんの球根を多くのボランティアやの皆さんの協力で畑に植えました。友達や親戚の方も加勢してくれたそうです。
畑は道沿いにあり、当時は町の内外から多くの方が見に訪れました。熊本空港が近いことから飛行機からキレイに見えたという声も聞かれたそうです。
5年間のプロジェクトが終わった後も、浪瀬さん夫妻は畑にチューリップを植えています。皆さんがスマホで撮影されたりとたくさんの人たちが楽しみにしているからと、規模を縮小しながらもチューリップを植えている浪瀬さんご夫妻。球根は花が終わった後に掘り出して翌年のために保管しますが痛んだりして数が少なくなってきました。
地震が起きた当時、家は大規模半壊で避難所ではツヤ子さんは民生委員をしていたので避難所でお手伝いをしたりしましたが、それでも皆さんが喜ばれる方とチューリップを植えることにしました。元気なうちはチューリップを植え続けたいと話す浪瀬さんご夫妻、球根の管理などご苦労も多いと思いますが、また来年きれいなチューリップが咲くことを願っています。
番組では、熊本地震や豪雨災害に関連して、取りあげて欲しい情報やメッセージなどをお待ちしています。アドレスは、with@fmkumamoto.joです。