2024年4月21日のwithは南阿蘇村を拠点に災害ボランティア活動を続ける
「一般社団法人 ロハス南阿蘇たすけあい 代表理事・井手順二さん」に大橋実幸が話を伺いました。
一般社団法人ロハス南阿蘇たすけあいの代表理事・井手順二さん。
8年前の熊本地震の直前、熊本で事業を起こそうと引っ越した矢先、熊本地震が発生。
事業をいったん中止し、復旧復興作業にあたりました。
それから、ボランティア団体を立ち上げ、一般社団法人となり、
いつしか今では、全国各地で災害が発生するとすぐに現場に駆け付け、その時々、所々で現場の声を拾い上げ必要な支援を行う。
そんな団体へと成長していきました。
今年元日に発生した能登半島地震でも、すぐに現場に駆け付け、復旧活動にあたりました。
そして今回は、現場のニーズで炊き出し支援も行いました。
これまでは、重機を使っての復旧作業がメインでしたが、今回の能登半島地震では、炊き出し要請が多くあり、対応したそう。
また、今回の地震では、地元の農家さんを支援するため、地元の県や民間とも連携を取り、熊本の専門家を繋ぎ、150人態勢で支援にあたるそうです。
今後は、重機を使えるようになる講習会や、子どもやペット連れでも可能な防災キャンプなども計画中とのこと。
そんな井手さんたちが手掛けているのが、阿蘇の天然水を使用した『5年保存水』です。
この保存水は、常温で5年間保存可能というもの。
こちらの保存水の売り上げの一部は被災地の復興に充てられるということです。
また、今後は防災キットの販売も行うそうです。
これらの5年保存水や防災キットはこちらから購入可能とのことです。
熊本地震から8年。
どうぞ皆さん、もしもに備える今一度の確認と、もしもの時にどうするか。家族で話し合うきっかけになさってくださいね。