熊本地震発生から1000日以上が経ち、
益城町で仮設住宅の次の住まいとなる
「災害公営住宅」の完成も進んでいます。
しかし、現在もまだ、仮設住宅で暮らしている方もいて、
少し前の新聞には、65歳以上のみが暮らす世帯が
3割を超えていることも報道されていました。
仮設住宅に残っている人、住宅再建が進む人、
それぞれの暮らしはありますが、地震から3年が経とうとしている今、
その記憶や想いを次の世代に残す方法を考えている人も
たくさんいるでしょう。
去年2018年2月の放送でも紹介した、
益城町にある飯野小仮設団地に住む、元自治会長の草野圭介さん。
本日、草野さんたちが行うあるイベントが開催されます。
それは、未来へつなげることをテーマにしたイベント。
今回は、そんな草野さんと、園芸店・倉本園芸の倉本憲幸さん、
そして、学生ボランティアスタッフの小濱大貴さんにお話を伺いました。
イベントでは、植樹、樹名板の作成、炊き出しなどが行われています。
木を植えて、5年後、10年後、その先に、
この木の元にみんなで集まって想いを繋げていきたい。
そして、楽しい想い出になるように、何か記憶に残ることをしたい。
そんな草野さんの想いに、三菱地所レジデンスの方や、
益城町の園芸店、学生ボランティアスタッフなど、
多くの方を賛同し、今日のイベント開催に向けて準備を進めて来られました。
これからも多くの方々によって、
未来が美しいものになっていきそうですね。