平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
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2月24日 熊本市健康福祉局 上妻聖二さん


2019/02/24 10:00

地震が起きたとき、障害を持った子供たちはどこに避難するのか。

 

今回は、熊本市健康福祉 障がい者支援部 障がい保健福祉課の

課長補佐 上妻聖二さんにお話を伺いました。

 

dsc-1675.JPG

 

実は、およそ3年前の熊本地震発生の際には、

熊本市では具体的な取り決めがなく、

子供たちが慣れない避難所で大きな声を出すなどのケースも見られ、

車中泊などを余儀なくされたケースが見受けられたそうです。

 

そこで、地震発生2ヵ月後には具体策をまとめる声が上がり、

およそ1年半の調査と準備期間を経て、

先月30日、熊本市の市内の6つの支援学校が

「福祉子ども避難所」となる協定を結ばれました。

 

福祉子ども避難所 調印式.JPG

 

新年後には、新たに1校、そしてその次の年度にはさらに1校が

福祉子ども避難所として開設される予定とのことです。

 

障害を持つ子ども達や、そのご家族が、

安心して避難所生活を送ることができるには、

今回協定が結ばれた福祉子ども避難所のスムーズな運営は欠かせませんね。

 

市民一人一人が理解と、

そして共助の心を持って温かい輪が広がれば、と願います。