熊本の温泉地、阿蘇郡南小国町にある、
黒川温泉 。
今回は、黒川温泉 観光 旅館 協同組合の広報、
全部で30軒ある旅館が、ひとつの旅館のように私たちを迎えてくれ、
様々な温泉地の中から3つを選んで湯巡りをできる、入場手形もあり、
全国各地から、多くのファンが足を運んでいます。
昔ながらの家屋と、温泉の湯気が漂う、情緒在る町並み、
そして、7種類の泉質があり、旅館ごとに楽しめる温泉。
日々の喧騒を忘れて、ゆっくり泊まりに行きたいですよね。
現在は、黒川温泉一丸となって、元気に営業しているそうですが、
地震の際にはやはり大変な状態だったそうです。
先日、2月20日に、現在黒川温泉で唯一休業中の「南城苑」が、
本館建て替えに向けた起工式を行ったという明るいニュースが入ってきました。
黒川温泉に来るたびに、南城苑の様子を気にされるファンの方も多いようで、
30軒全てが元気に営業してくれる日が待ち遠しいですね。
また、観光と町の共同計画のひとつに、
林業とコラボレーションで小国杉を使ったアロマ、
「タブレッタポプリ作り体験」というのもあるそうですよ。
ポプリの中には、地域でとれた木の実なども入れられるそうで、
旅の思い出と香りと一緒に持ち帰って欲しい、
という思いがあるとのことです。
温泉宿だけでなく、
町全体で協力して復興へ向かっているというのは、
なんだかこちらまで嬉しくなるような取り組みですね。
また、4月1日までは、黒川温泉の夜を照らす、
「湯あかり」も開催されていますので、
ぜひ黒川温泉で癒しの時間を楽しんでください。