平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
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3月11日 黒川温泉


2018/03/11 09:00

熊本の温泉地、阿蘇郡南小国町にある、  くく 黒川温泉 

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今回は、黒川温泉 観光 旅館 協同組合の広報、

後藤麻友さんにお話を伺いました。
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全部で30軒ある旅館が、ひとつの旅館のように私たちを迎えてくれ、

様々な温泉地の中から3つを選んで湯巡りをできる、入場手形もあり、

全国各地から、多くのファンが足を運んでいます。


昔ながらの家屋と、温泉の湯気が漂う、情緒在る町並み、

そして、7種類の泉質があり、旅館ごとに楽しめる温泉。


日々の喧騒を忘れて、ゆっくり泊まりに行きたいですよね。


現在は、黒川温泉一丸となって、元気に営業しているそうですが、
地震の際にはやはり大変な状態だったそうです。


先日、2月20日に、現在黒川温泉で唯一休業中の「南城苑」が、

本館建て替えに向けた起工式を行ったという明るいニュースが入ってきました。


黒川温泉に来るたびに、南城苑の様子を気にされるファンの方も多いようで、

30軒全てが元気に営業してくれる日が待ち遠しいですね。


また、観光と町の共同計画のひとつに、

林業とコラボレーションで小国杉を使ったアロマ、

「タブレッタポプリ作り体験」というのもあるそうですよ。


ポプリの中には、地域でとれた木の実なども入れられるそうで、

旅の思い出と香りと一緒に持ち帰って欲しい、

という思いがあるとのことです。


温泉宿だけでなく、

町全体で協力して復興へ向かっているというのは、

なんだかこちらまで嬉しくなるような取り組みですね。


また、4月1日までは、黒川温泉の夜を照らす、

「湯あかり」も開催されていますので、

ぜひ黒川温泉で癒しの時間を楽しんでください。

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