熊本地震の影響で、線路や鉄橋、トンネルが
深刻な被害を受けている南阿蘇鉄道。
昨年7月31日から(全部で10個ある駅の半分の区間)、
中松駅〜高森駅の間で部分運転を再開しています。
その運転が再開されている区間の駅の一つ「阿蘇白川駅」の一角には
アメリカンアンティークのショップを併設している
自然派レストランのカフェ「75th ST CAFE」があります。
水色の木造建築が、とても可愛らしいお店です。
今回は、このカフェを営んでいるキザキさんにお話を伺いました。
地震直後にも、キザキさんにお話を伺ったのですが、
地震から11ヶ月経過した現在の状況などを聞くために、
改めてお店に足を運んできました。
5月から現在までの状況として、
南阿蘇鉄道の開通直後は沢山の方が来て下さっていたそうなのですが、
今では観光で来る方の数が減っており、
乗り降りする人も地元のお客様が多いとのこと。
南阿蘇鉄道の部分運行が始まっておよそ8ヶ月。
「イベントなどが行われると、その瞬間は盛り上がる。
なので、それがきっかけに継続して来てくれたら嬉しい」と、
キザキさんは語られました。
そんなキザキさんが感じる南阿蘇の魅力は、
人気の高い南阿蘇鉄道の「トロッコ列車」と「一心行の大桜」。
先週から「トロッコ列車」の運行も始まったそうです。
また、3月25日から「一心行の大桜」周辺では、
「南阿蘇桜さくら植木まつり」も始まっていますよ。
春の観光シーズン。
鉄道や、毎日景色が違うという南阿蘇の大自然、
是非、たくさんの方に体感していただきたいです。