先週に引き続き、今回も、地獄温泉 清風荘 副社長の
河津謙二さんにお話を伺いました。
ちょうど1週間前の8月27日から、
阿蘇大橋の下流、南阿蘇村道 栃の木〜立野線の
阿蘇長陽大橋を通る「長陽大橋ルート」が開通しました。
これまでの大きな迂回が解消され、
阿蘇地域には、より行きやすくなりました。
阿蘇は、食べ物、温泉、景観、お土産など、魅力がたくさんある場所です。
そんな阿蘇で、地獄温泉の名で知られ、
湯治の宿として、200年以上の歴史を持つのが、
南阿蘇村にある温泉宿、「地獄温泉 清風荘」です。
ゆったりと温泉に浸かり、食事をゆっくり味わい、
自然の景色に魅了され、風情あるこの場所で、
何もしない贅沢な時間を味わったという方も多いのではないでしょうか?
あえて改装はせず、明治時代からの佇まいを大切にした宿、
そして美味しい料理で、熊本だけではなく、全国から人気を集めていらっしゃいます。
そんな「清風荘」は昨年4月に熊本地震が起こり、
6月に豪雨に見舞われたことで、建物は痛み、宿に通じる道が閉ざされ、
現在も営業できない状態が続いています。
あの地獄温泉に浸かりながら、南阿蘇の大自然を堪能できる日を、
1日も早い再会の日を、私たちもファンの一人として待っています。
ちなみに、湯船の底から温泉が湧きだす「すずめの湯」は、
今回の地震にも負けずにしっかりと湧き続けているそうですよ。