1月19日(金) スポーツコア 代表理事 川上優子さん
スポーツコア 代表理事の川上優子さん
1996年のアトランタ五輪(7位)、2000年のシドニー五輪(10位)に
女子10000m日本代表として出場されたというすごい実績経験をもつ
長距離走のスペシャリスト。
小学校6年生の時に出場した駅伝大会で、
他の選手を追い抜いた時の爽快感からのめり込んだそうです。
小学生ながらに他人がキツイと思うものだからこそ
チャンスがあると思い、長距離走者の道を選んだという川上さん。
オリンピック自体は突然目の前に現れたチャンスだったそうです。
陸上を始めたきっかけでもある駅伝で
中学、高校となかなか一番が取れず、
実業団に入り「とにかく駅伝で一番になりたい」という想いで
チームのエースになれるよう練習し、大会に出ていたら
個人の成績で結果が出てきたそうです。
毎試合、一位をとるというイメージで練習を続け、
負けたとしても「まだやれる、まだいける」という
メンタルの強さを持っていたことが、
オリンピック出場のチャンスを引き寄せたそうです。
現在は熊本に戻ってきて女性専用のトレーニングジムの立ち上げに携わっています。
陸上競技を通して自分が経験してきたことを、
子どもたちやアスリートに伝えて最終的に
世界を目指せるアスリートをサポートしていきたいという川上さん。
熊本城マラソンをきっかけに熊本でも
陸上競技に対する注目が高まっていて、
ランナーの人口も増えているそうです。
練習する時には距離を走るのではなく、
走ったり、歩いたりで良いので実際の時間を
経験してみることがオススメだそうです。
将来的には山鹿でマラソン大会を開催したいという川上さん。
これからも熊本に「走る楽しみ」を広げていってくれるそうです。