8月3日(金) LASHICU 川本将登さん

今回も”ZEROスタジオ”は和室です。
想創舎の岡村政志さんとお話を伺ったのは、LASHICU(らしく)副代表の川本将登さんです。
 
 
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まず、川本さんの笑顔が輝いている印象を受けました。
何やら紙袋も気になるところですが...。
 
東京生まれの川本さんが最初に岡村さんと出会った時、川本さんは営業のサラリーマンだったそうです。
そして久しぶりに再会した時には、川本さんは独立して友人とLASHICUを経営していらっしゃいました。
このLASHICUではお米仕立ての玄米コーヒー「ほん和香珈琲(ほんわかコーヒー)」を取り扱っています。
熊本県産の有機JAS認定のオーガニック玄米を焙煎・粉末状にしたお米仕立てのコーヒー風飲料です。
 
川本さんがオーガニックに関心を持つようになるには、自身の苦い経験がありました。
21歳(大学3年生)の時に睡眠時間わずか3時間、食べ物はコンビニ食やラーメン、飲み会など、
不摂生な生活を送っていました。
それが原因で脱毛症などをはじめ身体を壊し、薬を服用しても全く回復しない辛い状況にあったんです。
そんな時にお姉さんから普段飲んでいたインスタントコーヒーを玄米茶に置き換えることを勧められたそうです。
半信半疑で飲み続けたら一ヶ月で髪も生え始め体調も回復するようになりました。
その時の「食」の有り難みを実感した経験から、身体に良い物を広めたいと思うようになったんですね。
実体験だからこそ、説得力があります。
 
それから10年後、LASHICUを立ち上げ、事業のミッションやビジョンも決まりました。
最初に作りたいと思ったのが当時の川本さんを救ってくれた玄米茶でした。
ただ、玄米茶では少しお洒落感がなく「健康食品」のイメージが強かったので、コーヒー風に深く焙煎し
お洒落にパッケージした「ほん和香珈琲」を作ろうと取り組み始めました。
商品を通じてオーガニックな生活に関心を持って欲しいという気持ちが伝わります。
 
黒く焙煎した玄米コーヒーは極陽性に分類され、冷えた身体をじんわり腸から温めるのだそうです。
玄米は白米よりも栄養価が高くてデトックス効果もあるそうで、便秘が改善したりお肌の調子が良くなったり、
ダイエットも期待できるなんて、いいとこ尽くしです。
そしてノンカフェインなのも魅力的です。
妊婦さんや授乳中のお母さんも気兼ねなく楽しめるし、パッケージも花柄で愛らしいので
ギフトとしてもピッタリです。
玄米コーヒーの粉をヨーグルトやアイスのトッピングにふりかけてもOKだし、パンケーキやクッキー生地に
練りこんでも美味しいです。
白米に大さじ1杯ほど混ぜ込んで炊いても美味しくいただけます。
ご飯に合うコーヒーというのも魅力的です。
 
実際にZEROスタジオで玄米コーヒーを作っていただき、試飲しました。
スプーン1杯の粉末をカップ1杯分のお湯で溶かすだけで完成です。
お湯だけでもスッキリとした優しい美味しさです。
お好みで豆乳を入れたり、黒糖で甘味を加えるとさらに美味しくいただけました!
 
 
「ほん和香珈琲」が気になった人はインターネットで「らしく 玄米コーヒー」で検索してみてください。
益城インターの「畑まるごとマーケット・有機生活」でも取り扱っているそうです。
 
川本さんはTSUTAYA熊本三年坂で、ブックル(bookuru)という参画型読書会コミュニティも開催しています。
月に一度、15〜20人がイベントに参加して推しの絵本などをシェアし合います。
インプットしたものはアウトプットしてさらに深めていくにはうってつけだし、一回で他人の推し本と
たくさん出会えるのも魅力的です。
メンバーが作った書評ポップ付きの本棚もTSUTAYAにあるそうなので一度覗いてみてくださいね。
 
もう一つは、朝活です。
熊本朝活部として毎週月曜日の朝7時~8時に、街中のカフェに集まって色んなテーマで楽しんでいるそうです。
どちらのイベントも参加は自由ということなので、詳しくはFacebookを確認してみてください。
 
 
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そんな川本さんがZEROになれる瞬間は、帰宅して奥さんと一緒に玄米コーヒーを飲んでホッとするひと時。
自然の中でボーッとするのもいいのだとか。
「自然らしく、自分らしく」
熊本をはじめ、日本や世界にもLASHICUの魅力が伝わりますように!
 
 
 
Sakiko Yoshimoto
 

Program info

熊本市中央区安政町にあるサテライトスタジオ「ZERO」。
金曜日の夜、第一線で活躍する様々な人たちが集まり、ゼロから広がる無限の可能性を求めて、クリエイティブな会話が行われます。
今回はどのようなケミストリーが生まれるのでしょうか・・・