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4/20のhitomi dictionary・千載一遇のチャンス(1974年)

昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介!
ご紹介したのは…1974年「千載一遇のチャンス

1973年10月、第4次中東戦争が勃発。翌年74年から、石油価格の高騰に伴なって世界経済が混乱した、いわゆる「第1次オイルショック」が起きました。翌月、衆議院予算委員会で、ゼネラル石油の社内文書に、「千年に一度、偶然訪れるくらい滅多に無い恵まれた状態・機会」を意味する「千載一遇」という言葉を使い、「石油危機は千載一遇のチャンス」と記載されていた事が発覚。社長は辞任しましたが、この「千載一遇のチャンス」が1974年の流行語となりました。また、石油元売り各社が話し合いで石油の価格を一斉に値上げした事が、公正取引委員会によって刑事告訴されました。これが「石油闇カルテル事件」です。

この年、佐藤栄作元首相が日本人初のノーベル平和賞を受賞。
「紅茶キノコ健康法」という本が出版され、いわゆる紅茶キノコブームに。
ポピー(現バンダイ)からテレビアニメ「マジンガーZ」のキャラクター玩具「超合金マジンガーZ」が発売。
リチャード・バックの小説「かもめのジョナサン」日本語版が発売。
テレビでは、小林亜星主演のドラマ「寺内貫太郎一家」・特撮テレビドラマ「仮面ライダーアマゾン」。
サンリオのハローキティが誕生したのもこの年です。

お送りした曲は…
♪ 激しい恋 / 西城 秀樹 ♪

来週もお楽しみに