5/24のhitomi dictionary...新三種の神器(1966年)
昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介
5/24に選んだ言葉は、1966年の流行語
「新三種の神器」です
1950年代後半、「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」の3種類が
戦後の日本の生活必需品として「三種の神器」と呼ばれました。
その後、1960年代のいわゆる「いざなぎ景気」の時代、
カラーテレビ・クーラー・自動車が庶民の「新・三種の神器」となりました。
中でも、1964年の東京オリンピックをきっかけに
カラーテレビが勢いよく普及しました。
この3つは、頭文字がすべてCということから、3Cとも呼ばれました。
1966年といえば、イングランドで「第8回ワールドカップ」が開催され、
この大会から、世界中でテレビの生中継が見られるようになりました。
また、日本では、外壁にはめ込まれた2300個のブラウン管テレビや、
パネルヒーティング、日本一速いエレベーターなど、当時でも1日平均2万人を超える
大盛況ぶりだったというソニービルがオープンしました。
ライオン油脂から、油汚れに強い爽やかなレモンの香りの
ライオン油脂から、油汚れに強い爽やかなレモンの香りの
食器・野菜用洗剤「ママレモン」が発売されました。
三菱鉛筆からは、最高級鉛筆「ハイユニ」が、
三菱鉛筆からは、最高級鉛筆「ハイユニ」が、
江崎グリコからは「ポッキー」が発売されました。
また、巨人の王貞治選手は、当時彼のファンだったという
恭子さんとの婚約を発表しました。
集英社からは、男性向け雑誌「週刊プレイボーイ」が創刊、
テレビでは、今でも人気の番組「笑点」の放送がスタートしました。
ビートルズの世界ツアーがスタートし、6月に初来日!
武道館で3日間コンサートが行なわれたのもこの年です。
それでは、今回選んだ言葉「新・三種の神器」が使われるようになった
1966年のヒット曲を聞いて頂きましょう。
お嫁においで / 加山雄三