6/7のhitomi dictionary...三語族(1981年)
昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介
6/7に選んだ言葉は、1981年の流行語
「三語族」です。
この頃、「ウッソー」「ホントー」「カワイイー」の3つの言葉で、
自分の感情を表す若い女性を「三語族」と言いました。
「ウッソー」は「嘘」ではなく「ホントに?」の意味で使われました。
この他にも、「ヤダー」「シンジラレナーイ」「スゴーイ」「バッカミタイ」など
簡単な言葉で感情を表現する女性が多く見受けられたそうです。
1981年といえば、
国鉄(現在のJR)が、2人の年齢の合計が88歳以上の夫婦を対象に、
グリーン車が乗り放題となる「フルムーン夫婦グリーンパス」を発売開始しました。
イギリスの大手製薬会社グラクソ・スミスクラインの歯磨き粉「アクアフレッシュ」が
日本のサンスターから発売されました。
発売当時のチューブのパッケージは白と青のストライプが特徴でした。
住友スリーエム(株)から「貼ってはがせる粘着剤が塗布された粘着メモ」
ポスト・イットが発売されました。
赤城乳業から、ソーダ゙味のアイスキャンディーにガリガリ食感の
ソーダ味のかき氷を入れた、今も人気の「ガリガリ君」が発売されました。
その他コーラ・いちご・グレープフルーツ味などが発売されています。
神戸港の人口島ポートアイランドで、「新しい海の文化都市の創造」をテーマにした
「神戸ポートアイランド博覧会」が開催されました。
黒柳徹子の幼少時代の体験を元に書かれたエッセイ
「窓ぎわのトットちゃん」が出版されました。
制服を着て「なめんなよ」というタスキをかけた猫
「なめネコ」が流行したのもこの年です。
それでは、今回選んだ言葉「三語族」が流行していた
1981年のヒット曲を聞いて頂きましょう。
ブルージーンズメモリー/ 近藤真彦