2/21のhitomi dictionary...翔んでる女(1977年)
昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介
2/21に選んだ言葉は、1977年の流行語
「翔んでる女」です
この頃、欧米で「フライング・ガール」という言葉が流行しました。
「開放的で、世間の常識にとらわれることのなく、自由に行動する」という意味があり、
日本では「翔んでる女」と訳され、日本の離婚率が上昇し、
女性の生き方に変化が起きたとも言われているこの時期、
「自立を求める自由な女性」という
新しい女性のイメージを表す言葉として使われました。
1977年といえば、
森永製菓から大玉キャンディー・チュッパチャップスが
三菱電機から、ふとん乾燥機「ほすべえ」が
そして、サッポロビールから『サッポロ びん生』
(現在の『サッポロ生ビール 黒ラベル』)が発売されました。
徳大寺有恒の1976年刊行の『間違いだらけのクルマ選び』と
77年刊行の『続・間違いだらけのクルマ選び』が、
2冊あわせて120万部を売り上げ、77年の書籍ベストセラー1位となりました。
アメリカのアレックス・ヘイリーが、彼自身の一族の来歴をたどった歴史小説
『ルーツ』で、全米ベストセラーとなり、ノンフィクション部門のピューリツァー賞と
スピンガーン賞を受賞し、この年テレビドラマ化、日本でも話題となりました。
週刊少年キングで松本零士の銀河鉄道999が、
週刊少年チャンピオンで、鴨川つばめのギャグ漫画「マカロニほうれん荘」が、
「月刊漫画少年」で竹宮恵子のSF漫画「地球へ…」の連載がスタートしました。
大人気だったアイドルグループ・キャンディーズが
「普通の女の子に戻りたい」と解散宣言をした年でもあります。