3/28のhitomi dictionary...あーらよっ!出前一丁(1968年)
昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介
「あーらよっ!出前一丁」です
この年、日清食品から、袋めん「出前一丁」が発売されました。
じっくり時間をかけて焙煎し、ごまの香ばしい風味を引き出した「ごまラー油」は、
めん・スープとの相性も良く、家族で楽しめる味として人気となりました。
CMでは、商品パッケージにもなっている、
頭にハチマキを巻いた「出前坊や」が、元気に「♪あーらよっ!出前一丁♪」と
出前を届けて回り、このフレーズと共に
「出前一丁」はロングセラー商品となっています。
1968年といえば、第19回オリンピックがメキシコで開催され、
サッカーの日本代表が銅メダルを獲得しました。
タカラトミーからボードゲーム「人生ゲーム」が、
サンスターから、頑張る男のいい汗を応援する
男性用シャンプー「トニックシャンプー・ストロング」が、
そして、大塚食品工業(現・大塚食品)から
世界初の一般向け市販レトルト食品「ボンカレー」が発売されました。
中央公論社から、終戦直後の信州松本での旧制高校生活を
ユーモラスにつづった、北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」が
集英社からは、ファッション雑誌「セブンティーン」が創刊されました。
「週刊少年マガジン」では、ボクシングをテーマにした漫画「あしたのジョー」の連載が、
また週刊マーガレットでは「アタックNO1」、週刊少女フレンド゙では「サインはV」など、
東京オリンピックの"東洋の魔女"から続く日本のバレーボールのブームから、
バレーボールをテーマにした漫画の連載がスタートしました。