7/11のhitomi dictionary...芸術は爆発だ!(1981年)
昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介
「芸術は爆発だ!」です
この年、芸術家の岡本太郎が出演する、
Maxellエピタキシャル・ビデオカセットのテレビCMが放送されました。
独特なカリスマと存在感を持つ岡本太郎が
ピアノを華やかに演奏しながら「芸術はバクハツだ」と叫びます。
1986年に始まったテレビ番組「鶴太郎のテレもんじゃ」に
岡本太郎がレギュラー出演したことをきっかけに再び脚光を浴び、
「芸術は爆発だ!」という言葉が86年の流行語大賞・流行語部門・語録賞を受賞しました。
1981年といえば、女性の社会進出を背景に、
ユニ・チャームからベビー用紙オムツ『ムーニー』が発売され、
優れた吸収力でモレを防止する高い機能が認められ、
多くのお母さんから高い支持を得ました。
イギリスの大手製薬会社グラクソ・スミスクラインから発売されていた
白と青のストライプのパッケージが特徴的な歯磨き粉「アクアフレッシュ」が
日本のサンスターから発売、現在はアース製薬から発売されています。
住友スリーエム(株)からは、「貼ってはがせる粘着剤が塗布された粘着メモ」
ポスト・イットが発売されました。
神戸市では、「新しい海の文化都市の創造」をテーマに
神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア81)が開催されました。
国鉄(現在のJR)からは、2人の年齢の合計が88歳以上の夫婦を対象に
グリーン車が乗り放題となる「フルムーン夫婦グリーンパス」が発売開始となりました。
小学館からは、「よりよい未来を、明日を信じる女の子を応援する」をテーマに
20代女性をターゲットにしたファッション雑誌「CanCam」が創刊されました。