11/7のhitomi dictionary...ブラックホール(1975年)
昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介

「ブラックホール」です
1967年、アメリカの物理学者ジョン・(アーチボルト)・ホイーラーは、
密度が高く、大質量で、強い重力のために、
物質や光までも脱出できない天体を「ブラックホール」と名付けました。
その後1975年に、イギリスの物理学者ジョン・テイラーの
「ブラックホール・宇宙の終焉」という本が
講談社から出版されベストセラーとなりました。
これをきっかけに「ブラック・ホール」という言葉が
世間でよく使われるようになりました。
1975年といえば、第一回先進国首脳会議サミットが
フランスのランブイエで開催されました。
沖縄では、この年7月19日、「海 その望ましい未来」をテーマに
「沖縄国際海洋博覧会」が開幕しました。
東海精機(現在の東海)から、
使い捨ての100円ライター「チルチルミチル」が発売されました。
また、明治からは「きのこの山」が発売され、
食べやすさや、チョコレートとクラッカーのバランスのよさから
今も人気のお菓子となっています。
光文社から女性ファッション雑誌「JJ」が創刊されたのもこの年です。
映画では、ジャック・ニコルソン主演の「カッコーの巣の上で」が全米で公開され、
アカデミー賞作品賞・監督賞など数多くの賞を受賞しました。
スティーヴン・スピルバーグ監督の「ジョーズ」もこの年公開されています。

