3月5日 熊本市動植物園①

市民の憩いの場として親しまれてきた熊本市動植物園。

熊本地震の発生以降、休園を余儀なくされていましたが、

2月25日から土曜・日曜・祝日のみに限定し、

被害が少なかったエリアに限っての部分開園が始まりました。

 

今回の部分開園を迎えるにあたって、

動植物園のスタッフで獣医師の松本充史さんにお話を伺いました。

 

松本さんには、全国に12頭しかいないマサイキリンの内、

熊本市動植物園で4頭が飼育されていることや、

日本ではまだ前例がない、ゾウの人工授精に向けての

トレーニングが行われていることなど、

動物たちの様々な情報も教えていただきました。

 

部分開園初日、園内は子供たちの笑顔歓声に包まれ、

その子供たちを温かく見守るお父さん、

お母さんたちの姿で溢れていましたよ。

 

今回の部分開園で見ることが出来るのは、

広さにして動植物園全体の4割ほどで、被害の少なかったエリアです。

 

およそ120種の動物、800頭が飼育されているのですが、

そのうち、約30種、130頭を見ることが出来ました。

 

また、「ふれあい広場」では、

動物たちと直接ふれあうことも出来ます。

 

動物園といえば、遊園地のような道具も楽しみの一つですね。

モノレールに乗れば、現在閉鎖されている場所の

動物たちも、少しですが上から見ることが出来ますよ。

 

動植物園は、来年に予定している全面再開を目指し、

これからも復旧活動を進めていくそうです。

番組内容

毎週日曜日 9:45~9:55

平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
一つ一つの想いに寄り添いながら、熊本の明るい未来へ向かって、一緒に歩んでいきましょう。

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