4月23日 真言宗 本蔵院 藏本 崇正さん
昨年11月、熊本市中央区本荘にあるお寺、
「真言宗 本蔵院」の住職、藏本 崇正さんは、
加藤清正が熊本城を築城するとき、全国から山伏を招いて、
地鎮祈願を行ったという言い伝えに習い、
山伏をルーツに持つ僧侶約100名と、
百丁の法螺貝の音を立てながら熊本の街を歩き、
地鎮祈願する「百螺祈願」を行われました。
またそのとき、加藤神社と阿蘇神社には豊臣秀吉ゆかりの
醍醐の桜の奉納も行われました。
その時に伺った内容は、この番組でも、お届けしました。
https://blog.fmk.fm/with/2016/10/1023.html
地震から1年となった今年4月、
時代を超え、熊本復興の新たなシンボルの醍醐の桜が咲き誇りました。
そんな桜の花が咲く時期に合わせ、
熊本市を一望でき、阿蘇噴火口まで拝める、
熊本市島崎にある菩提樹苑に熊本地震復興の梵鐘が建立されました。
僧侶や来賓、子ども山伏が醍醐の桜に水をかけ、
そのあと梵鐘をならしたそうです。
【さくら祈願】
http://www.sakurakigan.com/
熊本に植樹された醍醐の桜の成長に、子供たちの成長を重ねながら、
この震災を語り継いでいきたいですね。
地域や家庭で学ぶ機会が少なくなった神社の参拝方法や、
お寺での作法、さらには熊本の歴史を学ぶきっかけとなることも
目的とされているそうですよ。
これからも心を一つにして、
一緒に復興への祈りを捧げましょう。