8月27日 「地獄温泉 清風荘 ①」
阿蘇五岳の一つ、鳥帽子岳に湧く地獄温泉。
古くから湯治場として栄え、二百年以上を経た今も、
人々に愛され続けています。
そんな、南阿蘇村にある温泉宿、「地獄温泉 清風荘」。
今回は、「地獄温泉 清風荘」副社長の
河津謙二さんにお話を伺いました。
湯船の庭から源泉が湧き出す「すずめの湯」を始とした温泉と、
あえて改築をせず、明治時代からの佇まいを大切にした宿、
そして美味しい料理で、熊本だけでなく、全国から人気を集めています。
そんな「清風荘」は昨年4月に熊本地震が起こり、
6月に豪雨に見舞われたことで、建物は傷み、
宿に通じる道が閉ざされ、現在も営業が出来ない状態が続いています。
それでも、いまも力強く湧いている、地獄温泉の源泉。
道路が通行できないなどの状況から、営業が開始できない現在、
河津さんは、この源泉をどうにかできないかと考えているそうです。
清風荘はFacebookで現在も様々な情報を発信されているので、
ぜひチェックされてみてください。
そして今日、8月27日(日)お昼12時から、
阿蘇大橋の下流、南阿蘇村道 栃の木~立野線の
阿蘇長陽大橋を通る「長陽大橋ルート」が開通します。
これにより、熊本IC~南阿蘇村役場までの道のりは、
「俵山トンネル」を経由するルートの42km、60分から、
「長陽大橋ルート」は28km、35分に短縮される見込みです。
より行きやすくなった阿蘇地域に、是非これからもお出かけくださいね。