このコーナーは、数多くの名曲を生み出した「作詞家」・「作曲家」、

ソングライターにスポットを当て、ヒット曲とその時代の出来事を紹介していきます。

今月は作詞家の「喜多条忠」を特集します。

19４7年、大阪市生まれ。早稲田大学を中退後、文化放送の台本を手がけるなど

放送作家を経て作詞家へ。

現在も作詞やコラム・小説などの執筆活動を続け、日本作詞家協会会長、

ジャスラックの理事を務めていて、また猫好きでも知られています。

今回お届けするのはそんな彼が作詞した１９７９年リリースの1曲。

１９７９年といえば、日本で、前の年に発売されたインベーダーゲームが流行。

ソニーのヘッドホンステレオ「ウォークマン」も発売されました。

この年、テレビでは、

「３年Ｂ組金八先生」や「西部警察」、「必殺仕事人」、「機動戦士ガンダム」といった

現在でも語り継がれる番組の放送がスタートしました。

イギリスでは鉄の女とも呼ばれたマーガレットサッチャーが

初めての女性首相となりました。

また、貧しい人たちや病気の人たちを助ける活動に生涯を捧げた、

修道女マザーテレサが、その功績をたたえられ、ノーベル平和賞を受賞。

アメリカのスリーマイル島にある原子力発電所で

放射能漏れの事故が起こったのもこの年です。

今日お届けするのは、オリコン最高16位。

当時日本テレビのドラマ「俺たちは天使だ！」の主題歌になり

50万枚を超えるヒット曲となりました。

喜多条忠　/作詞　　　ケーシー・ランキン　/作曲

SHOGUN　/「男達のメロディー」