スタジオジブリは、これまで数々の作品を通して「千と千尋の神隠し」の油屋、「となりのトトロ」の草壁家、そして「ハウルの動く城」など、様々な建造物を示してくれてきました。今回の展覧会では、ジブリの出発点と言える「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで作品に登場する建造物を立体模型で再現！さらに背景画や美術設定など制作資料を公開し、その源に触れる、というジブリファンにとっては見逃せないものとなっています。

昨日から始まり、来年１月９日までの開催で、料金は、一般１３００円、６５歳以上のシニア１０００円、高校生以上の学生は８００円ですが、中学生以下は何と無料！また、受付で尋ねてわかったのですけれど、障害者手帳の他、JAFの会員証を提示でも一般１３００円が１０００円に割引されます！車の運転をする人でJAF会員という方は結構いらっしゃると思いますので、ぜひご利用ください！

震災の後の開催ということで、スタジオジブリのプロデューサーとして知られる鈴木敏夫さんからは、「千と千尋」のキャッチコピーである「生きる力を呼び醒ませ」がメッセージとして届いているそうですけれど、個人的には展覧会のサブタイトルとなっている「部分を見れば、全体が見える」という言葉が好きです。

登場人物の生活や時代を想定し、しっかりと検証した上でデザインされた細かな部分の積み重ねが、壮大な全体図をしっかりと魅力的なものとしているのは、STAR WARSにも共通した概念かもしれません。

熊本市現代美術館Contemporary Art Museum, Kumamoto 通称CAMKがありがたいのは、火曜日と年末年始を除く毎日、夜８時まで開館してるということ！

お勤め帰りにも立ち寄ることが可能かもしれません。

さて、番組ではKuma Visit オススメのお店を最後に紹介していますけれど、今週は熊本市中央区並木坂にあるマクロビオティック・レストラン「プライベート・ロッジ」！マクロビオティックというのは、自然の恵みをまるごといただく穀物や野菜中心の食事で、こちらのレストランでは、可能な限り熊本産の有機農産物を選び、調味料も自然なものを使うように心がけていらっしゃいます。卵・乳製品や白砂糖を一切使用していないカラダにやさしいスウィーツは、ヘルシー志向の方におすすめです。火曜定休ですが、不定休もありますので、Facebookで確認してお出かけください。番組ブログにリンクをご紹介しています。

https://www.facebook.com/privatelodge/

Kumamoto Curio 今日のBGMは “Englishman in New York” by Sting.でした。