ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

4/8 日本の幸福度ランキング、世界156か国中、何番目だと思いますか?

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日本の幸福度ランキング、156か国中、何番目だと思いますか?

2018年の世界幸福度ランキングが、先月国連から発表されました。トップは、フィンランド、2位ノルウエイ、3位デンマークと北欧の国が続き、日本は54位。もっと上にあるべきだと思いますか?それとも、もっと下だと感じていらっしゃるでしょうか?

このレポートが発表されたことと、ある本を偶然本屋さんの新刊書の棚で見つけたことで、幸せを感じるってどんなことか改めて考えました。その本のタイトルは「モリー先生との火曜日」。見かけて「あれ?」って思ったんです。しばらく前に読んだ本で、新刊書のはずがないから。でも、よく見ると刊行20周年を記念して、著者と翻訳者の新しいあとがきを加えた愛蔵版。ただ、今度は「え、20年も前の本だったっけ?」って、ことに驚いたんです。1998年が20年も前のことに思えない人間は、私だけじゃないって思います(笑)。

何れにしても、この「モリー先生との火曜日」は大切に読みたい本の一つなのですけれど、新刊書を見かけたのと同じ頃、朝日新聞の「折々のことば」にも、この本からの引用が紹介されてました。Giving is living. 「与えるのは生きている感じがする」という訳がついていて、そこで本をめくってみたら、モリー先生の次のような質問の箇所だとわかりました。

「ほんとうに満足を与えてくれるものは何だと思う?」「自分が人にあげられるものを提供すること」「別にかねのことを言ってる訳じゃない。時間だよ。あるいは心遣い。話をすること。そんなにむずかしいことじゃないだろう。大した才能もいらない。私はもうじき死ぬ。他の人の悩みを聞くのが、私にとってなぜ大切だと思う?自分の痛み苦しみだけで、もうたくさんじゃないか?もちろん、そう。だけど、人に与えることで自分が元気になれるんだよ。Giving is living. こうしてあげたい、と心のそこから出てくることをやる。そうすれば、うらやむこともない。」

さらにモリー先生は話してくれます。「人生のはじめ、子供の時には生きていくのに他の人が必要だろう?人生の終わりにも、私のようになれば、生きていくのに他の人が必要 。でも、ここが大事なところで、その中間でも やっぱり他の人が必要なんだよ」

「モリー先生との火曜日」オススメの1冊です。

 

Kumamoto Curio 今日のBGMは “Go Rest High on the Mountain” by Vince Gillでした。

番組内容

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