ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

1/27 最近見た映画で心に残ったもの、もうすぐ公開になる映画でぜひ観たいもの、何かありますか?

今月初め、ゴールデン・グローブ賞が発表になり、ドラマ部門作品賞に「ボヘミアン・ラプソディ」が選ばれました。私は高校の頃からのQUEENファンで、大学時代を東京で過ごして良かった!と思っている大きな理由の一つが、武道館で、フレディがいたQUEENのコンサートに行けたことだったと考えているほどの人間なので、映画は観ましたし、主演のラミ・マレックは見事だったと思いましたけれど、作品賞という意味で、他の “Roma” や “If Beale Street Could Talk” より優れているのか?というとそれはどうかな?って感じもしていて、こうした作品がアカデミー賞では評価されるのかもしれません。

そして、これから来る映画の中で、個人的にとても興味があるのは、人類として初めて月面を歩いたアポロ11号の船長ニール・アームストロングを描いた “First Man”。 で、これを大きな画面で観たい。そうIMAXで観たいんです。でもそのためには、一番近いところ、と言っても福岡キャナルティの映画館まで行かなければならない、という悲しい現実があります。

熊本の映画館事情で非常に残念なことが二つ。1つは、IMAXがないこと。そしてもう一つは、DisneyやPixar の優れた作品が、ほとんど吹き替えでしか上映されないことです。こうしたアニメーションの英語は、理解しやすく、学習者にとって、本当にいい教材になるのに、熊本の映画館で字幕上映されることは、ほぼありません。吹き替えだと、外国作品見てるのに、日本の有名タレントの顔が浮かんでくる、というなんとも悩ましい状況。熊本の高校生の英語力は全国でもレベルが低いと言わざるを得ないのが現実ですが、それは生の英語に触れる機会がこうして奪われているところにも原因の一つがあるように感じています。

映画は、語学だけではなく、ビジュアルで文化を垣間見たり、様々な価値観を学べる貴重な体験であるのは間違いありません。熊本市内にできる大型商業施設にも映画館が9スクリーン入る、ということなのですけれど、その中にIMAXができることを心から願っています。そうすれば街中なら、大型スクリーンも、Denkikanのようなミニシアター系の映画も両方楽しめて、郊外とは違う人の流れが戻るのかもしれません。似たりこすったりは、もう要らない。特別な何か、がある街づくり、期待したいです!

Kumamoto Curio, 提供は熊本での多言語表記を推進するKuma Visit.

今日のBGMは “Love Wins” by Carrie Underwoodでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

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