ご機嫌いかがですか?千田浩未です。

2/17 いよいよ来週は、国公立大学の二次試験!今年入試で若者に問いたい時事問題何があると思いますか?

昨年は九州大学の前期で、高齢者介護、後期ではAIに奪われる可能性がある職業に関する自由英作文が出題され、この話題は、今年も他の大学で十分問われる可能性が高いと考えています。

で、今年国際的な話題と言えば、マイクロプラスチック。NYでは、今年に入って、使い捨ての発泡スチロール容器が使用禁止になるなど、規制が厳しくなっていて、個人や企業のレベルでどんな努力ができるかアイディアを持っておくことは重要です。

国内に目を向けると、人口減少による労働力不足と外国人労働者受け入れの問題があります。日本で働いている外国人は、単に労働を補う存在ではなく、同じ人として人権が保障されなければなら無いことが忘れ去られていることがあまりにも多いように思えてなりません。

あと熊本も関係あるのですけれど、ラグビーW杯やオリンピックが近いことから、「おもてなし」とは、一体何を意味するのか、またtattooがある人を温泉地はどう迎えるのか、また、熊本城や名古屋城など建て替えするお城をバリアフリーにしてエレベータをつけるのか、原型に近いようエレベータ無しにするのかなど観光に関する話題も備えが大切!

ちなみに自動運転車は、英語で何というかご存知ですか?self-driving car, driverless car などが良く使われる表現ですが、学生に問うと automatic car と言ったりします。automatic car はいわゆるオートマ車で、マニュアルでは無いものを指し、自動運転車とは異なりますので、注意が必要!その上で、自動運転車なら、障害のある人でも行動範囲が広がるかもしれないなどのプラス面と、事故が起こった時、車のコンピュータの責任なのか運転席にいた人間の責任なのか法的整備がまだ進んでいないなどのマイナス面を考えておく必要がありそうです。

入試問題は、休みの長い大学では夏に作られることが多いので、その意味では、7月オウム真理教関係者の死刑が執行されたことで、死刑制度を廃止すべきかどうか、また同じ法律関係では18才になる成人に関して、喫煙と飲酒も18才に下げていいのかどうか、なども考えておきたい話題です。

25日、受験生が、持てる力を十分に発揮できる1日となるよう、心から願っています! Kumamoto Curio, 提供は熊本での多言語表記を推進するKuma Visit.今日のBGMは “Goodbye in Her Eyes” by the Zac Brown Bandでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

curio@fmkumamoto.jp
メッセージフォームはこちら>

Kuma Visit