「株式会社しくみデザイン」

カテゴリー
会社のヒミツ
企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今日は、「株式会社しくみデザイン」のヒミツに迫ります。
 
「株式会社しくみデザイン」は、2005年に設立されました。
「みんなを笑顔にするしくみをデザインする」を企業理念として、
福岡市を拠点に、ユーザー体験型コンテンツの企画開発を行っています。
主にカメラ映像を利用したコンテンツの実績は700件以上と、日本でダントツです。
また、コンテストで世界一に輝いたアプリ「新世代楽器“KAGURA”(カグラ)」や、
「音の鳴る絵」が簡単に作れるアプリ“paintone”(ペイントーン)、
自分だけのオリジナルなゲームなどを作れるアプリ”Springin’“(スプリンギン)などを
リリースしている会社です。
 
お話を伺ったのは株式会社しくみデザイン 代表取締役中村俊介さんです。
 
Q1 「しくみデザイン」という社名の由来を教えてください。
 
160128_logo_full.png

代表の中村俊介が学生(九州芸術工科大学大学院)の頃に、アート作品「神楽」を制作しました。
この作品が2004年に「福岡県ヤングベンチャー育成支援事業」に採択されたことから、
同事業の支援により翌年「有限会社しくみデザイン」を設立しました。
社名の由来は、企業理念(みんなを笑顔にするしくみをデザインする)にもある通り、
世の中の人が楽しくなるような「仕組み」をつくっていきたいという想いから、です。
 
Q2 「しくみデザイン」は、どんなイメージの会社を目指しているのですか?
 
【「すごい」は一度だけ、「楽しい」は何度でも。】
人間には楽しくて思わず笑顔になってしまうスイッチがあります。
でも、そのスイッチを押すには、コツが必要です。
私たちは、これまで数え切れないくらいの
「楽しくて笑顔になっちゃうスイッチ」を押す仕組みをつくってきました。
それは、単純なのに飽きない仕組みだったり、大人が童心に返っちゃう仕組みだったり、
様々です。こんなふうにスイッチを押し続けられるのは、私たちが押し方を知っているからです。
「すごい」は1度だけしか通じないけれど、「楽しい」は何度でも体験したくなる。
私はいつも、そう考えています。「すごい」と思ったことは2回目に見ると、これ知ってる、
になってしまうけれど、「楽しい」と思ったことは、またやってみよう、になります。
いかに技術を感じさせずに「楽しい」と思ってもらえるか、感じてもらえるかが、
私たちの腕の見せ所です。
「すごい」と思う前に何度も「楽しい」と感じて欲しい。
私たちのつくるモノには、その想いがぎっしりと詰まっています。
 
Q3「しくみデザイン」は、新世代の音楽アプリケーションで世界一に輝いたそうですね。
どんな賞を受賞したのですか?アプリの名称は?ネーミングの由来は?
 
160128_KAGURA_logo.jpg

■『KAGURA』(かぐら)概要
何も持たずに、体を自由に動かすだけで音楽を演奏することができます。
カメラに写っている自分の動きが、リアルタイムに解析され音楽を作り出す仕組みです。
不協和音にならないように作られているので、気持ちよい演奏体験が得られます。
創始者の中村俊介が、音楽は好きだけど何の楽器も弾けず、
かといって練習はしたくないので、体を好きに動かすだけで
気持ちよい音楽が奏でられるような楽器が欲しい!という個人的な想いで作り始めました。
最初は2002年にアート作品として開発しましたが、その後のPC等の技術の進歩により、
2013年の世界一受賞を経て、2014年1月にリリース(無料)しています。
 
※詳細は、公式サイトをご覧ください。http://www.kagura.cc/jp/
 
■アプリ名称
日本の神話で天照大神が岩戸に隠れてしまったときに、天鈿女命が音を奏で踊りを舞った、
日本の芸能の始まりといわれている「神楽」が語源です。
何も身につけず、体を動かして演奏する新しい音楽演奏という新しいパフォーマンスが
ここから始まるという思いを込めて「KAGURA」と名付けました。
 
■世界一受賞
2013年に開催された、米インテル社が主催する「IntelPerceptualComputingChallenge」にて、
全世界16か国から約2800の応募作品の中からグランプリに選ばれました。

160128_image02.png
 
Q4 「しくみデザイン」では、そのほか、さまざまなコンテンツや
イベントなどを手掛けているそうですが、いくつか代表作をご紹介ください。
 
現在のメイン事業である参加型コンテンツは、
下記のような事例を始め700以上の実績があります。
 
街中の屋外ビジョンや施設内のサイネージディスプレイを利用した参加型広告や、
ヒーローになり切って遊ぶことのできるアトラクション、自分のお絵描きが大きな画面に
飛んでいくコンテンツなど見る人、参加する人が主役になるコンテンツの他、
SMAPを始めとするアーティストのライブにおいて、
演者の動きをより魅力的に見せるリアルタイム映像演出などを行っています。
 
Q5 「しくみデザイン」は、福岡を拠点とする会社ですが、
東京でなく、地方で起業するメリットなどありますか?
 
元々、地方で起業しようという積極的な理由があったわけではありませんが、
今思えば自分たちなりのスタイル(楽しいことをやる。仕事に振り回されすぎない。)を
確立しながら10年以上続けてこれたことは、地方を拠点にするメリットだったと感じています。
 
Q6 「しくみデザイン」のスタッフの方は、
やはりコンピュータ分野に強い人が多いのでしょうか?
特色ある人材などいますか?
 
11人という少人数の会社なので、それぞれがそれぞれの分野のスペシャリストとして
業務を担当しています。コンピュータエンジニアは勿論ですが、グラフィックデザイナー、
サウンドデザイナー等様々なスペシャリストで構成されています。
 
※社員紹介
 
Q7 「しくみデザイン」の歴史の中でもっとも印象的な出来事は何ですか?
 
いろいろありますが、近年ではやはり上記のコンテストでKAGURAが世界一を受賞したことです。
 
Q8 「しくみデザイン」の今後の野望などありますか?
 
KAGURAについては、1月下旬にアメリカの展示会で、
演奏する楽曲を自由に制作できる新しいバージョンを発表します。(2016年1月21日)
この新しいバージョンを含めて、世界を舞台にした大きなビジネス展開を予定しており、
最終的には、世界中で「KAGURA」という言葉が、体を動かして演奏する行為を意味するようになればと考えています。
また、代表の中村俊介を始め子育て世代の社員が大半であることから、
子どもを中心に捉えた展開もしていきたいと考えています。
子供が持つ創造性を伸ばし、そのまま楽しい大人になれるような「しくみ」を
作り出していきたいと考えています。
 
Q9 そのほか、オススメの商品、イベント、サービス、
キャンペーンなどPRしたい案件があればお願いします。
 
前述の子どもを中心に考えた展開のひとつとして、自分で描いた絵や音で
ゲームなどの作品づくりができるiPadアプリ「Springin’」(スプリンギン)を
昨年12月にリリースしており、各地で好評のワークショップを今後も開催していく他、
教育機関等での活用も含めた展開を考えています。
 
※Springin’概要
【これからの時代に必要な能力は、自ら何かを創り出す「クリエイティブシンキング」だと
考えます。Springin'は、その力を育むために、課題としての「何ができるか」ではなく、
子供たちの創造性を刺激する「何がしたくなるか」を大切にしています。
自然界の物理運動等を分解し再構築することで、様々な「つくりたい」の実現を可能にした
デジタルネイティブのための全く新しいクリエイティブツール。それが、Springin'です。】
 
オフィシャル・サイト:http://www.shikumi.co.jp
 
-----

 

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

 
詳しくはここ↓
 

FMK Morning Glory

「熊本の朝をさわやかに!」を合言葉にお届けしています。
毎週月曜~木曜の 7:30~10:34
パーソナリティ
月曜・水曜 長木真琴
火曜・木曜 松村奈央
番組ホームページはこちら