「歌舞伎ラボくまもと桜樹会」

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ヒューマン・ラボ
あらゆるジャンルの注目の人にインタビューするヒューマンラボ。
今日は元歌舞伎役者で現・小桜流日本舞踊家である小桜佳之輔を中心とした表現集団。
熊本で歌舞伎をはじめとする日本の古典芸能が普及し根づくことを目的として活動している「歌舞伎ラボくまもと桜樹会」より、小桜佳之輔さんにお越し頂きました。

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<ご出演者のプロフィール>
名前:小桜佳之輔(こざくら よしのすけ)
所属:日本舞踊 小桜流
 
兵庫県生まれ 現在38才。
日本舞踊 小桜流の家に生まれ、幼少期から日本舞踊を身近に学ぶ。
20才で受験した・(株)松竹主催の『上方歌舞伎塾』に合格。
二期生として卒業後は、中村鴈治郎(現、人間国宝の坂田藤十郎)の門下に入り、中村鴈祥(なかむら がんしょう)の名で全国の歌舞伎興業に出演。
11年間活動した後、現在は日本舞踊に軸足を戻し、小桜流 次期家元として関西を拠点に活動中。
 
Q、「歌舞伎ラボくまもと桜樹会」最近の活動を教えてください
 
企業の方を手を組んで、「キモノde歌舞伎2017」を行っています。
6月に博多座である歌舞伎をみんなで着物を着て見に行こうという企画で、
着物の着付けから歌舞伎の解説をします。
 
Q、歌舞伎の魅力とは? 
 
江戸時代から続く古い歴史があるのに、当時も今も何も変わらない、日本人のDNAが刺激されること。
日本人の美意識や、サービス精神に溢れていること。
舞台機構ひとつとっても、当時の人々の斬新な発想力と遊び心が今も採用され脈々と続いていることのすごさ。
江戸時代の市井の人々と、今も同じ普遍的な情感をテーマにお芝居をしていること。
 
Q、歌舞伎の楽しみ方を教えてください
 
歌舞伎は分かりやすく言うと時代劇の1つです。
好きな役者を見つけて入って行くという方法や、作品によっては江戸時代以前の演目
ですので、タイムスリップしたような空間や劇場の舞台装置を楽しみに行く方法。
色々あるものの、1番は好きな役者さんを見つけるのがいいと思います。
 
九州には博多座があります。
生じゃないと分からない感覚があります。
テレビだけではなく、是非劇場で生で楽しんでください。
また、歌舞伎を見に行くときに着物行ったり、オシャレしていくのも楽しいです。
 
Q、今後の活動・イベント情報などあればお願いします
 
詳しくはオフィシャルFacebookをチェックして下さい。
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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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