橋元屋洋傘店

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月曜対談
「ひと」「もの」「こと」に関わるさまざまなトピックを切り取っていくインタビュー「月曜対談」。
熊本市中央区城東町にある橋元屋洋傘店橋本幸二さんがゲストでした。

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●ご出演者のプロフィール
 
名前:橋本幸二 (ふりがな)はしもとこうじ
 
プロフィール:
昭和45年生まれ47歳
高校卒業後、大阪へ修行に行き、11年後の30歳で熊本に帰り家業を継ぐ。
趣味は野球観戦と大相撲観戦
 
Q「橋元屋洋傘店」について、基本情報をお願います。
 
名称:橋元屋洋傘店(はしもとやようがさてん)
所在地:熊本市中央区城東町5-38
営業時間:午前10時から午後6時30分
店休日:不定
問い合わせ先:TEL096-352-6312
 
橋元屋オフィシャルサイト http://hashimoto-kasa.jp/
 
 
Q「橋元屋洋傘店」の歴史、取扱い商品、店名の由来などを教えて下さい。
 
創業は明治の初め頃で、店名の「橋元屋」の「元」が本名の「本」と違う意味は、「元」という漢字は、ものごとの始まり、元旦など縁起が良いという意味から創業者が名付けた。
洋傘の取り扱いは創業当時からで、最初は製造も行っていた。
現在は、製造は行っておらず、販売と修理のみ。
その他取り扱い商品は、レインコート、婦人洋品がある。
 
Q「橋元屋洋傘店」はアンブレラマスター取得店、橋本さんはアンブレラマスターだそうですが、「アンブレラマスター」とはどんな資格ですか?
 
日本洋傘振興協議会が洋傘売り場のスペシャリスト(専門的知識を有する者)をアンブレラ・マスターとして認定する資格制度のこと。
洋傘の販売や流通に携わる者を主な対象としている。
 
Q傘の修理も受け付けていらっしゃるそうですが、修理の流れや修理代金について教えて下さい。
 
まずお客様に修理品を持ち込んでもらい、その場で診断、見積りを行う。その後、1週間程お預かりをして、店内で修理作業を行う。
代金の目安として、骨1本あたり500円~1000円程度で、複雑なもので2,500円~3500円程度
 
Q傘の修理で難しいところはどんなところでしょうか?
 
細かい部品が多い点。ミリ単位でちゃんと合わせないと全体のバランスが悪くなる。
最近では、傘の種類が増えてきているので、それに伴って部品の種類も多様化してきているので、修理に苦労することが出てきた。
 
Q傘を長く大切に使う為の注意点はありますか?
 
雨傘で一番大切なことは、濡れたままにしておかないこと。
使った後は、必ず陰干しをして、しっかり乾燥させてから保管するだけで長持ちする。
 
Q橋本さんご自身、またはお客様の傘にまつわる思い出やエピソードはありますか?
 
修理で持ち込まれる傘は、思い入れのある傘が多く、しっかり修理しないといけないと日々感じている。
修理が出来た傘をお渡しする時に感謝のお言葉を頂く時があるが、その時にやりがいを感じる。
また、私が生まれた頃に弊店でお買い上げ頂いた傘を現在も大切に使われているお客様がいることに感謝している。
 
Q橋本さんご自身、現在気になっている傘、お気に入りの傘はどんな傘でしょうか?
また、「橋元屋洋傘店」おすすめの傘を教えて下さい。
 
気になっている傘は特にないが、素材がしっかりして質感の高い傘や、色使いがきれいな傘が気に入っている。
おすすめの傘は国産の雨傘、日傘がおすすめ。

※橋本さんご愛用の日傘をお借りしました。

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本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

FMK Morning Glory

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