「くまレレ。」

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月曜対談
「ひと」「もの」「こと」に関わるさまざまなトピックを切り取っていくインタビュー「月曜対談」。
7月1日(土)、2日(日)リゾラテラス天草で開催されるイベント「くまレレ。」について
実行委員会のボンボ藤井さんにお話を伺いました。

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●ご出演者のプロフィール
 
名前:ボンボ藤井
所属:ボンボサウンドワークス代表
ホームページ、ブログなど:
 
個人略歴
中学3年の時に文化祭でギター弾き語りをした時の拍手喝采に味を占め、その後バンド活動に走る。
社会人になり、様々な音楽コンテストに出場していた所をスカウトされ、テレビ及びラジオ番組やCMの音楽制作など放送局音楽制作の道へ進む。
30歳の時、指の骨折のリハビリで始めたウクレレにすっかり魅了され、その2年後にはウクレレ講師資格を取得し現在は3県29ヵ所でウクレレの講師を務める傍らライブ活動を精力的に展開。
 
Q今回のイベントの事務局などについて、基本情報をお願います。
 
・イベント正式名称:くまレレ。Vol.7
・開催地:リゾラテラス天草(上天草市松島町会津北前島6215-16)
・問合せ先:096-367-7332(実行委員会木村先生)
・HP:http://kumalele.com/ (くまレレで検索)
 
Q「くまレレ。」というイベントは、今回で7回目だそうですが、そもそもイベントをスタートしたきっかけは?
 
熊本県下のウクレレ教室の講師達が手を繋ぎ、「年に一度は教室の壁を取り払って、熊本のウクレレの輪を広げよう!」という思いで2011年5月に江津湖公園でスタート。
 
Q現在、どんな準備を行っていますか?
 
毎年開催される熊本市動植物園が、未だ復旧の目処が立たず、それをネガティブに捉えること無く、今でしかやれない場所でやってみようと、今回天草を選んだのですが、なにせ初めての場所。
雨天時対策、チャーター船の手配、松島観光協会とのやりとり等々、悪戦苦闘しながら進めています。
同時に、5教室、14一般エントリー、ゲスト、合計出場者200名のタイムスケジュール、プログラム制作、音響さんとの打ち合わせに追われています。
 
Qあなたとウクレレの出会いはいつごろ、どんなかきっかけでしたか?
ウクレレの魅力って何ですか?
 
30歳の時に、前職の自動車整備の作業中に左手親指を粉砕骨折し、そのリハビリで何の根拠もなく勧められたウクレレ。
初めてポロロンと弾いたその心地いい響きに一瞬で魅了され、演奏に没頭する日々。
気づけば指は完治していました。
そこでウクレレに恩返しがしたいと思い、独学で楽典を学び、2年後の32歳の時に島村楽器の講師試験に合格し、ウクレレ講師になりました。
 
魅力は、何と言っても癒やしの音色。練習中にあまりの気持ちよさに楽器を持ったまま寝落ちすることもしばしば。
困るのがレッスン中に生徒さんの音色でついつい寝てしまったこと多数。
また、誰でも簡単に弾ける、その敷居の低さ。
今まで楽器を弾いたことのない方でも30分あれば簡単な曲が弾けるようになる手軽さ。
ウクレレも安いものだと2.000円くらいで買える。
 
Q7月1日(土)、2日(日)に「リゾラテラス天草」で開催の「クマレレVol.7」見所を教えてください。
 
今回は天草の海と4号橋をバックにステージが繰り広げられる点とゲスト陣が豪華な点です。
(BEGINの島袋さん、ウクレレの神様ハーブ・オオタさんのご子息のハーブ・オオタJr)
あとは、全国から応募のあった一般参加者の演奏も見所です。
 
Q活動を通じての苦労、やりがいなどあればお願いします。
 
最初は県内ウクレレ教室の合同発表会からスタートしたのですが、回を重ねるごとに「くまレレ。」の名前が全国に知れ渡り、気がつけば国内有数のウクレレイベントに成長しました。
ただ、運営は全て実行委員会であるウクレレの先生。
とにかく皆さん忙しい方ばかりでなかなか集まれないのが一番の苦労です。
そんな中毎月一回必ず会議を実施し、くまレレを手作りで完成させていっています。
やりがいは、生徒さん達の「楽しかった、ウクレレやっててよかった、人の演奏を見て刺激を受けた」などの声を聞けること。
そして、県内はもちろん、全国にウクレレの輪が広がっていることが実感できることです。
 
くまレレのもう一つの柱は「被災地支援」。
これは第一回くまレレの2ヶ月前に東北大震災が発生し、県内のありとあらゆるイベントやお祭りが「自粛」という名の規制で軒並み中止されました。
もちろん我々も悩みに悩みましたが、「こんな時こそウクレレで日本を明るくするべきではないか!」と一念発起したことから被災地支援のお手伝いをしていこう、という事になりました。
くまレレ。はチャリティー募金やグッズ販売の売上金を直接各地の被災地にお届けするという活動を行っています。
昨年は奇しくも熊本が被災地となってしまいましたので、毎年会場としてお世話になっている熊本市動植物園にベビーカー14台を寄贈しました。
 
更に「県内ウクレレの普及」も謳っていて、「熊本の未来の音楽家たちへ、ウクレレあげちゃいますプロジェクト」という運動も行っています。
県内の教育施設、福祉施設、クラブ・サークルでご希望があれば抽選でウクレレを最大20本プレゼントし、当選した団体より希望があればウクレレ講師が無料で出張レッスンをにお伺いする、という企画です。
 
Q問い合わせ先などをお願いします。
 
・問合せ先:096-367-7332(実行委員会木村先生)
・HPのお問い合わせフォームより直接送信
 
Q最後に熊本県民にPRしたいこと、今後の活動予定、お知らせなどあれば教えてください?
 
ウクレレは人を幸せにする楽器。ハワイっぽく言えば、アロハな楽器。誰でもすぐに始められます。「ウクレレに出会わなかったら一生楽器なんて弾かなかったかも知れない、ウクレレに出会って本当に良かった」とおっしゃる生徒さんが多数いらっしやいます。ぜひ、自分の指先から音楽が生まれていく感動を味わってみませんか?ネット検索でウクレレ教室が沢山出てきますのでぜひお問い合わせ下さい。
 
7/2(日)リゾラテラス天草、ぜひ見に来て下さい。
 
イベントHP:http://kumalele.com/ (くまレレで検索)
 
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