「やさしいごはん」

週代わりでレギュラーゲストをお招きして、

季節にぴったりの体にやさしい食に関する話題をお送りしています。

毎月第二水曜日に登場するのは、「移動台所 茶豆」の小島まきさんです。

今日は「塩ゆず」のレシピです。

 

Ｑ① 小島まきさんの近況は？

 

年末の餅つき、年始の家族の集まりなどあっという間に過ぎました。

今年も自分や周りの人の身体を整えながら、体力作りをして何事にも取り組みます。

 

Ｑ② 今日のオススメのレシピを教えてください。

 

今日はゆずを使った「塩ゆず」の作り方をご紹介します。

一時期流行した塩レモンのゆず版です。

ゆずの香りは気持ちを落ち着かせる作用があると言われています。

ビタミンCもたっぷり含まれていますので、これからますます冷える冬を乗り切るため食事に活用していただけたらと思います。

 

 

材料

ゆず　ヘタと種を除いて正味１００g

粗塩　１０g（ゆずの正味量の１０％程度）

 

ゆずは洗ってキッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取り、ゆずを輪切り方向に２等分し種を取り出します。

 

 

５㎜厚さの薄切りにしビニールの保存袋に入れ、粗塩を入れてよく混ぜます。

 

 

３日～涼しい場所に置いて使います。

夏場は冷蔵庫に入れてください。

 

瓶詰めをしておくのももちろんよいのですが、瓶の煮沸ができないときなどこの方法だと気軽に作ることができます。

水分が漏れないように保存はバットなどの上で行うのがおすすめです。

この塩ゆずを使って、和え物、揚げ物、炒め物、汁物、おやつなど色々な料理にゆずの香りを加えることができます。

例えば、白菜をざく切りしたものに塩ゆずを加えて浅漬けに、お肉の揚げ物の下味に、具だくさんの汁の風味付けに、焼き菓子や蒸しパンなどに加えたりとお好みの使い方で楽しんでください。

その際はしっかりと塩分があることを頭に入れて控えめに加え、他の調味料は少なめでお願いします。

簡単にできる一品をご紹介します。

 

豚ミンチ　２００g、人参　２００g（中１本分位）、塩ゆず　２０g（大さじ１位）、薄口しょうゆ　小さじ２

 

人参は５㎜厚さのいちょう切り、塩ゆずは粗みじん切りにしておきます。

フライパンに豚ミンチを入れて中火にかけ、香ばしい香りがしてくるまで炒めます。

そこへ人参を加え炒め、塩ゆずを加え混ぜ弱火にして蓋をします。

人参に火が通ったら味をみます。

火を強めて薄口しょうゆを回しかけ、仕上げます。

お好みでパセリやセロリなどをほんの少し添えても美味しいです。

醤油の量は各自調節してください。