ゲキ×シネ
木曜日のAROUND BUSTERSでは、今週から公開される『ゲキ×シネ』という
新しいエンターテイメントを、タケルが熱く紹介しました。
以下は、タケルのblog(http://takerukun.exblog.jp/)からの転載です。
『ゲキ×シネ』とは?
「広い空間、大きなスクリーンで演劇の映像を楽しむ、新しいエンターテインメント。
今までは主に家庭向けのメディア(VHSやDVD、テレビ放送など)にて配信されていた演劇の映像ですが、ゲキ×シネではこの製作過程を根本から見直し、よりダイナミックによりライブ感を増した形に進化させました」
そう、解り易く云うと、演劇の舞台がありますよね?そこに映画を作っているカメラマンや製作スタッフが行って、映画製作と同レベルの工程を経て撮影、製作をしたものを映画館で観ようじゃないか!っていう、全くもって新しいエンターテインメントなのであります!パチパチパチ!
しかも、『ゲキ×シネ』はデジタルシネマでございます。
デジタルシネマとは?
『撮影、制作、上映の各段階で一貫してフィルムを使用しない映画規格』でございます!
そう、上映もデジタルじゃなきゃいかんのです。
しかし国内の映画館に『デジタルシネマプロジェクター』が置いてあるとこはごく僅か…
なんですが、
シネプレックス熊本にはそれがある!!っちゅー事で、
今回『ゲキ×シネツアー2008』を観る事ができるのです!嬉!
さてさて、重要なのはここからであります。
そりじゃ、どんな作品が上映されるのか?
普通の作品じゃなかですばい。
タケルが大、大、大、大、大好きな『劇団☆新感線』の作品ですがな!やっっっったー!!
新感線は大阪で生まれた劇団ですが、今じゃチケットは入手困難、日本の演劇界のトップに君臨しております。
主宰・演出家/ いのうえひでのり
作家/中島かずき
こん2人が素晴らしかとです!
中島さんは日本の劇作家、脚本家ん中で1番好きな人で、戯曲も持ってます!
いくら役者の演技が良くてもね、台詞がダメならダメなんです。それは歌と同じ。
いくら曲が良くて歌が上手くても歌詞がダメならダメなんです。
中島かずきの言葉といのうえひでのりの演出によって作品の面白さは無限に広がるのです!
新感線の舞台はね、とにかく『ライヴ』です。音響、照明がとにかくライヴなんです。
歌舞伎の様式美も取り入れてて、それは『いのうえ歌舞伎』と呼ばれております。
そんないのうえさんは千秋楽まで演出を変え続けます。
『もっと面白く!』に貪欲なのです!!
ゲキ×シネでは、そんな新感線の作品を5作品観る事ができます。
『メタルマクベス』のみ、新感線と宮藤官九郎のコラボです。それ以外は全て中島、いのうえ作品です。
全作品を語りたい所ですが、そっじゃどしこなごなるか解らんけんですね、
9/20から10/3まで上映される『メタルマクベス』ん話ばしますね。
そう、シェイクスピアの戯曲『マクベス』をクドカンといのうえさんがヘヴィメタ芝居に創り上げなはったとです!
音楽は生演奏!歌も勿論メタルです。まるでマッドマックスみたいです。
新感線は1984年に初めてオリジナル作品を発表しましたが、そん時からハードロック、ヘヴィメタルを使っとらすとです!(旗揚げは1980年)いのうえさんはJUDAS PRIESTが大好きとです!
なんさん観て頂きたい。
これを逃すと新感線の芝居を映画館で観る事はできません!
タケルは東京に居たから色んな舞台観てきたけど、地方公演はなかなかないけんね。
熊本で生新感線を観るのは限りなく無理に近いと思うとです。
なので、この機会に是非行って観て頂きたいです!
ゲキ×シネはシネプレックス熊本で今日からです!
★9/20~10/3 『メタルマクベス』
★10/4~10/10『髑髏城の七人~アカドクロ』
★10/11~10/17『髑髏城の七人~アオドクロ』
★10/18~10/24『SHIROH』
★10/25~10/31『朧の森に棲む鬼』
@シネプレックス熊本
一般2000円(当日2500円)、学生・小人1800円(当日1800円)
次回は髑髏城の七人の話ばしま~す(^仝^)ノ