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火曜日の一曲!

6時台、最初のコーナー≪マイクロ・バスターズ≫。
毎週火曜日のこのコーナーは、毎月テーマを決め「HR/HM」というジャンルに偏って、その中から独断と偏見に満ちた曲をお届けしていきます。
細かく分析してしまうと、異論・反論などあるかもしれませんが、悪しからず。  
今月 10月のテーマは、「 名曲 」

今日、お届けした曲は、

KILL THE KING / RAINBOW

リクエストも頂いていたこの曲は、
リッチー・ブラックモアのへヴィなギターリフ、ロニー・ジェイムズ・ディオの威風堂々たるヴォーカル、コージー・パウエルの重厚なドラム、といういわゆる“三頭政治”時代の最終章。
 78年の4thアルバム「Long Live Rock'n'Roll(バビロンの城門)」収録。

 76年12月16日武道館公演の夜の部を中心に収録したライブ盤「オン・ステージ」では、オープニングの映画「オズの魔法使い」の中のセリフ「We must be over the rainbow~」に続いて、「虹の彼方に」の一節を演奏、そしてこの曲の激しいイントロが始まるという「はじめっからクライマックスだぜ(by 仮面ライダー電王)」なオープニングを飾っています。

 このときのステージには、半径12.2メートル、高さ10.6メートル、重さ800キロに44個の特製電球を組み入れた巨大な電光の虹が組まれており、演奏に合わせてコンピュータ操作で点滅、赤、黄、青などの色鮮やかな光がステージを交差していました。

 このアルバムを最後にロニーは脱退(その後ブラック・サバスに加入)、新ヴォーカルにグラハム・ボネットを迎えてアルバム「ダウン・トゥ・アース」をリリース、 シングル「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」に代表されるように、アメリカ市場でのラジオヒットを狙って作風がポップになっていきます。

RB HR/HM評議委員 Mr.KIRIの協力でお届けしました。