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火曜日の一曲!

6時台、最初のコーナー≪マイクロ・バスターズ≫。
毎週火曜日のこのコーナーは、毎月テーマを決め「HR/HM」というジャンルに偏って、その中から独断と偏見に満ちた曲をお届けしていきます。
細かく分析してしまうと、異論・反論などあるかもしれませんが、悪しからず。  
11月のテーマは、「リクエスト 」
今日、お届けした曲は、

オペラ座の怪人(LIVE) / IRON MAIDEN

 DEF LEPPARDなどと並んで、79年8月にDJのニール・ケイなどを中心に
イギリスで始まったムーヴメント「New Wave Of British Heavy Metal」の代表格とされ、現在も活動する アイアン・メイデンの80年4月リリース1st Album「鋼鉄の処女 -IRON MAIDEN-」収録。

リーダー/ベースでメイン・ソングライターのスティーヴ・ハリスの色が濃い、プログレッシヴ・ロックの影響による複雑な展開の曲で、7分を超える大作。

 バンド名は、中世ヨーロッパの拷問器具「鉄の処女」(女性の顔を模った装飾が施された鉄製の棺の内側に、長さや角度が計算された針が幾千本も飛び出しており、 犠牲者を閉じ込めるとその息が絶えるまで血を絞り続けるといわれるが、現実に使用されたかどうかは諸説ある) が由来。

 99年からトリプルギターの6人編成となり、今年はワールドツアー用にアストライオス航空のボーイング757をチャーター、垂直尾翼にはバンドのキャラクターである

 エディ・ザ・ヘッドがペイントされ、そのB757を同社の操縦士でもあるヴォーカルのブルース・ディッキンソンが自ら操縦している
(テレビ番組の企画でソ連戦車T-34も操縦したことがある)。

 今年もツアーが行われ、2月にはパシフィコ横浜、幕張メッセで 初期・中期のナンバーだけによる来日公演を行ったが、
ツアー中、エイドリアン・スミスの新しいジャクソン・ギターが、 8/2(土)ギリシャ・アテネ公演後
盗難にあい、海外公式HPでは情報を募っている。

ギター発見につながる有益な情報を寄せたら、アイアン・メイデンのツアー・ジャケットと
エイドリアン・スミスからの直筆お礼状が贈られるとのこと。