今週の2枚
水曜日と木曜日の「MIC6(マイクロ) BUSTERS」で、お届けした曲。
水曜日はタケルが、木曜日は永松ケンシが それぞれ自分の音楽棚から引っ張ってきたオススメの曲をかけながら、音楽について語っていく・・・・そんな時間です。
水曜日のタケルが選んだのは、
♪ The Beginning / DJ KRUSH
2004年に発売されたDJクラッシュ8枚目のアルバム『寂~jaku』のコンセプトは『和』。
その漢字一文字に込められた意味は『日本、平和、調和』の3つ。
海外のクラブシーンでも評価が高いDJクラッシュの音世界は『DJ』という域を越えていて、それぞれのアルバムが素晴らしいんですが、特に『寂』は尺八の森田柊山、津軽三味線の木下伸市、ピアノの島健、サックスの坂田明などなど、様々なジャンルのアーティスト達とのコラボレーションで作り上げられていて、その生楽器とデジタルの融合はたいぎゃかっちょええとです!
一聴の価値ありでございます!
そして、木曜日のケンシさんが選んだ曲が、
♪ 踊り念仏 / レキシ
今日は一足遅くなってしまいましたが、戦国武将萌えの話題からピックアップしましたレキシ。
ブームに便乗してのリリースじゃありません!ブームに遡る事、1年以上前となる2007年6月に発売されています。
で、レキシって誰?
そんな方に簡単にご紹介すると、元スーパーバタードッグ、現在は100Sのキーボーディスト池田貴史さんの一人ユニット。
スーバタのおふざけファンクが好きなら聴いて欲しい!
ハードコアな日本史好きを自認する池田さんが描く、過去と現代を継ぐかのような歌詞と、ファンクミュージックの相性がまた良いんです。
踊りながら「ナムアミダブツ」唱えることを提唱した一遍上人を、時が現代ならば、それってDJじゃん!と例えた「踊り念仏」を紹介しました。目の付け所が流石!
ボクも軽い歴史好きですが、本ならば「逆説の日本史」を是非ご一読を!オススメします。
来週もこのコーナーで、二人がどんな曲を紹介していくのか、お楽しみに!