今週の2枚
水曜日と木曜日の「MIC6(マイクロ) BUSTERS」で、お届けした曲。
水曜日はタケルが、木曜日は永松ケンシが それぞれ自分の音楽棚から引っ張ってきたオススメの曲をかけながら、音楽について語っていく・・・・そんな時間です。
水曜日のタケルが選んだのは、
♪ 恋をしようよ / ザ・ルースターズ
5/5の子供の日に行われた『花田 裕之 ソロツアー"流れ"九州2009』。
バンドのイメージが強い花田さん。弾き語りではどんな曲をやってくれるのか…?
緊張感漂う店内に響き始めたのは、ニール・ヤングのカヴァー曲。
ギターの音と花田さんの声は心地よく、空間を包み込む感じ。ロックンロールジプシーズの曲を弾き語りで聴くと、その渋さが更に増して、いやあ~なんとも云えん大人なライブでございました。…が!
ルースターズの曲になると、若かりし日の花田さんが見え隠れ!
その中でも特にこの曲は、ルースターズファンにはたまらんレアな弾き語りバージョンでございました。
ルースターズ、色褪せません。
そして、木曜日のケンシさんが選んだ曲が、
♪ SOMEWHERE / トム・ウェイツ
その人にしか表現できない、出せない音色、声で思い浮かんだのが、トム・ウェイツでした。
しゃがれた独特の声には、味わい深さ、優しさ、男っぽさなどなど、色んな形容詞を付けられますが・・・・子ども向きと言うより、断然大人向きでしかも、ハードリカー。お酒が似合います。
僕はアルコールを嗜みませんが、このトム・ウェイツは、お酒と二人で聴く!そんな音楽だと思います。
声のイメージだと、とにかくタテにも、ヨコにもでっかい人を想像してしまいがちですが、意外とスリム。細いんです。
その姿は、フランシス・フォード・コッポラ作品(アウトサイダー、ランブル・フィッシュ、コットンクラブ)とか、ショート・カッツ、コーヒー&シガレッツを御覧下さい。
まぁまずは、音楽聴きながら、場末のバー気分にでも浸るも良し。男前な夜の時間の過ごし方ですゼ。旦那!!
来週もこのコーナーで、二人がどんな曲を紹介していくのか、お楽しみに!