食べてみたいなーと思った食べ物・・・永松ケンシ
「映画や本などで見たり読んだりして、食べてみたいなーと思った料理や食べ物」とのお題を頂いた
永松です。
「フード理論」というのを聞いた事あるのですが、
それは例えば・・映画の中で食事のシーンを大事に扱っている作品にハズレなし!
また、食べ物を大事にする役の人は、善人で、逆に食べ物を粗末にする役の人は悪人が多い!
なんだそうです。
言われてみれば、何となくイメージ出来る。分かるような気がしますよね。
今度、映画を観る際にはどのように食事のシーンを扱っているのか?
気にしてみるとおもしろいと思います。
さて、本題に関してですが、文章がうまい人の描く食事シーンは、
まるで、そこに自分もいるかのように、その場の空気感や匂いまでも
共有・イメージ出来るようなものばかりで、本当に美味しいんだろうなぁ・・と感じさせてくれます。
例えば、開高健さんのエッセー。
カンボジア近くのベトナム領である富国島でセッペンユイという名の魚が釣れると
他の魚は捨ててしまい、この魚だけ大事に涼しい所で保管するのだそうです。(どんだけうまいんだよ!)
料理法はシンプル。
醤油・生姜・酢を使って蒸すだけ。
しかし、味は淡麗で見事。
思わず嘆声をあげる程だったとか。
他には、アマゾンに棲息する魚・ピラルクの腸を使った料理もシンプルな食べ方でして、
炭火で焼いて、岩塩と唐辛子をかけるだけ、声をのむ程の味わいだとか。
残ったら細かく刻んでチャーハンに投入。
思い出すだけで、アマゾンへ行きたくなるそうです。
どちらも、食いてぇーーー!となりますね。
また、開高さんは酒好きでも知られていますので
スコッチやワイン等に触れている文章を読むと、こちらも喉が鳴ると思います。
突き詰めると、美味いものを求めるならば・・・
旬のモノをそれが取れる・作られた現地で頂く。
これに尽きるのではないでしょうか。
旅の醍醐味は、何を食べるのか?に敵うものなし!
では、続いてアクティブな風戸さんにお聞きします。
ここに行って!これ食べたい!
それは、どこで何でしょうか?
まだ、未体験のモノでもオススメでもいいので教えて下さい!