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ユアラズベリーアワード・・・永松ケンシ

「今まで観た映画の中でイチバンおもしろくなかった1本・ユアラズベリーアワード」.


がっかり映画ですか・・・

その答えは「アバター」



ここから3Dが始まったとも言える金字塔かもしれませんが、いかんせんストーリーが・・
がーーっかりでした。

支配する方と支配される方。そして、その間で苦しむ主人公の苦悩の物語。
ざっくり要約するならば、5秒で終わるこの寂しさ&虚しさ。

観終わって残るのは、青い化物の残像のみ・・

確かに、この映画が3D以前・以後という時代の流れを作ったのは間違いないでしょう。
3Dの映像の迫力を感じさせるリトマス試験紙にもなったでしょう。

し・か・し・・・・繰り返しになりますが、陳腐なストーリーでは何も残らない。


おまけに3Dは、通常料金よりお金もかかる!


がっかりの2重苦ではないか!
いや、観ている時間の事も考えたら3重苦だぞぉ!

監督のジェームズ・キャメロンは今後この「アバター」をシリーズ化し、専念するとの事。

具体的に公開時期まで出ていますが・・
「やめた方がいいですよ!キャメロンさん」と思っているのは、僕以外にも沢山いるのではないでしょうか。

映像でいくらびっくりさせても、西部劇その他で何度も使われ&色褪せた感のある脚本では、
満足しないぞぉぉーー。

映像技術等が進化して、青い化物がよりリアルになった日には、ちょっと怖いぞぉぉーー。

さらに、値上げとかあったりした日にはやだぞぉぉーー。


・・・と、色んな感情が渦巻いてしまいましたが、最後にもう一つ。

実は、映像で世界に衝撃を与えた「アバター」ですが、僕が一番驚いたのは映像ではなく

川だったか?湖だったか?忘れてしまいましたが、水中に飛び込むシーンがありました。
その潜った時の音を聴いて、まさに自分が水中にいるかのように感じました。
自分の鼓膜に響いているかのようなノイズ。
あれは、本当に凄かった!

なので、音響効果の面からだと、すげっ!と感じたのが「アバター」でした。
キャメロンさんは、この感想は全くもって許しがたいものでしょうが・・。

こうやって書いていると、何だか気持ちがスッキリしてきてきました。
人間の感情って不思議なものです。


では、同じお題で次もいってみよう!
風戸さんの「がっかり映画」教えて下さい。