2026年1月11日「2025年夏の水害 八代市 トマリエ農園 岡田健志郎さん」
八代の特産トマト!
八代地域では 秋から初夏にかけてトマトが収穫されます。
八代市 国立熊本高等専門学校 八代キャンパスの近くに
トマリエ農園のハウスがあります。
ミニトマトを80アール、ブルーベリーを20アール栽培しています。
昨年の8月 どんなことがおきていたのか?
トマリエ農園 代表 岡田健志郎さんに話を伺いました。
2025年夏 8月10日の夜
雷雨・滝のような雨が降り続いた。
翌朝、明るくなると 一気に水位が上がってきて
ハウスの苗が見えなくなってしまった。
8月のミニトマトは 苗が小さい状態で
9000本 今からハウスへ植え付ける準備が出来ていた。
しかし現状を見て、何もできない自分の小ささも感じ
これ以上は見守る事しかできなかった。
水が引き始め 動けるようになったのが その日の夕方。
苗は流れず その場にとどまっていた。
が、泥水をかぶった状態。
まずは 光合成をさせるために 泥をとってあげることから始めた。
鉢の中は水でダブダブだったので 根が呼吸出来ない。
枯れないように・・
元気になってほしい・・ 1本でも多く生き残ってほしい・・・
でも、これで大丈夫なのか?という心配があった。
2日、3日と時間が経つにつれ 枯れていく苗が増えてきた。
それを見ることが辛かった。
昨日まで元気だった苗なのに・・・
どんどん苗の数が減っていく事に精神的に辛いものがあった。
9000本の苗は3割残った。
次はハウスへ苗を。
ハウスの準備も万端だったが 泥水でダメになり
また一からやり直し・・その時間がとてももどかしかった。
本来であれば 水害の5日後にハウスへ植え付ける予定だったが
2週間遅れての定植になった。
しかも 今まで経験のない苗の状態のものを植える
本当にハウスに植え付けた後にちゃんと育つのか?
枯れたりしないか?心配だった。
が、ハウスへ植え付けると根もイキイキしてきて
今、いい感じに育ってくれている。
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収穫は予定よりだいぶ遅れて2025年10月後半からのスタートとなった。
真赤に実ったミニトマトを見て
水害に合った時に色んな方が声をかけてくれたり
手伝ってくれたりしたことを思い いつも以上に収穫が感慨深いものになった。
収穫までこぎつけるのが不安だった。
その日をむかえられたのは嬉しかった。
頑張ったミニトマトを愛おしい・・より輝き赤く見える。
水害にあったミニトマトは 今年6月中旬まで収穫できる。
是非、皆さんに八代のトマトを食べてほしい。
トマリエ農園では 自宅の所に「こども直売所」を設置。
これはお子さんたちが袋詰めしたトマトを販売している。
他には 八代市のふるさと納税の返礼品にもなっている。
2026年は 昨年の経験をしっかりいかせる様に
自然が相手 自分たちでコントロール範囲外
もし、そういった事が起きても 「この前の経験が生かされたね!」
というふうにしたい!
と、話してくださいました。
代表の岡田さんは 後をついで16年目。
トマリエ農園の名前は トマトとソムリエを合わせた名前なんだそうです。
勿論、野菜ソムリエの資格をお持ちです。
野菜の事をちゃんと説明したいからと。
新たにブルーベリーの栽培も挑戦中。
2027年、ブルーベリー観光農園 オープン予定です。楽しみに待っていてください。
そして、豪雨にもまけず 赤く実ったミニトマト
ぜひ、食べてください。今年の6月まで収穫は続きます。