NPO法人子育て応援おおきな木 理事長 木村ゆみこさん
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平成23年から益城町を拠点に、こどもたちの健やかな成長と、地域の方々との交流の機会を提供することを目的に活動している 『NPO法人子育て応援おおきな木』理事長 木村ゆみこさんにお話伺いました。 益城町を拠点に活動しているおおきな木は熊本地震がおきた翌月から ボランティアで避難所に入りました。 それから今日まで、子どもたち、保護者に寄り添い支援をつづけ、 復興と教訓を風化させないようにとイベントなどの活動も続けていらしゃいます。 今月も子ども、保護者に向けてイベントを開催されました。 ★10年前に大きな熊本地震が起きました。その時はどういった活動をされたんでしょうか? 4月に地震がありましたよね。なので5月には総合体育館のキッズルームにボランティアでスタッフがそれぞれ交代で、お手伝いに行ってたんですけど、 よそから着ている団体さんが活動されてたんですけど、そこが5月で撤収になるので6月から交代しましたね。同じ場所でね。 ★その広場ではどういうことをされたんですか? それこそ検診もなくなってたんですね。少しでもカバーできないかということで、 歯科衛生士とか来てもらって、相談に乗ってもらったり、 心理士に来てもらって、子育て、お母さんたちのいろんなね、相談に乗ってもらうとかね、 避難所とかにいるお母さんたちは声を出せないとか、大きい声でね、(パーテーション越しに生活しているので)、 じゃあ大きな声を出しましょうということで、歌のね、時間を作ったんです。 そしたら大きな声で歌ってね。すっきりしましたとかいう声はいただきました。 子供の遊び場っていうのを作って小学生を対象にして遊び場を作りました。 まあ、確かに子供たち荒れてたんですよね。 なので、ただ遊びに来ていいよって言って場所を提供したとしても、喧嘩をしたりとかしかねないので 午前中はプログラムを入れて毎回プログラムを変えながらそこに臨床心理士が入ってもらうとかね。 ボランティアで来ていただく方も子育てに携わっていた方が入ってもらって、2次被害を出さないみたいなのを意識してやってました。 その後、子供の遊び場をやりつつ、ささえあいセンター事業っていうのが9月から始まりました。 町の仮設団地16ヶ所を月に1回周ってました。 仮設の団地では、ものづくりを中心にやってその場で完成できるっていうのを作って達成感を味わえるようにっていうことで、 そういう授業をやってましたね。 ★ただ、こういった活動も初めてのことですよね。 もう全部手探りでしたね。どこに行くにしても2次被害を出さない、私たちが原因でなんかがね、ありました。っていうのがあると嫌なので、 必ずここのささえセンターにもできる限り公認心理師さんに入ってもらって、心のケアも一緒にできればということでね、やってました。 あと、高齢者の多い団地には行政書士さんも一緒に行ってもらったりして、 いろんな手続きをお手伝いしていただけるようにっていうので同行してもらったところもあります。 ★その後10年間ありましたけども、定期的にやっぱり復興ということで、いろんなイベントもされてますよね。 はい、いろいろ、復興ということで、いろんな方が来ていただいて、コンサートをしたりとかね。 ★本当にたくさんのイベントされてきたんですけど、今回また7月23日木曜日に益城地域共生センターカタルで開催されたんですね。 はい、宇宙から地球の変化を見つけるぞっていうタイトルで、ジャクサから来ていただいて、ジャクサが集めた地球のデータを使って災害を防ぐっていうことでお願いしました。 これはですね、熊本県と宇宙航空研究開発機構、 JAXA ですね、が、 人工衛星画像を活用した地震による建物被害推定プログラムの改善に向けた協力協定を結んでいらっしゃるということで、 JAXA とその時携わった県の職員の方に来ていただいて講演会を行いました。 ★これからも風化させないということで、イベントももちろんされているんですが、 その時に配っているのが『子どものための防災ハンドブック初めの1歩』というものなんですけども、 こちらはいつも皆さんに定期的にお配りになってるんですか? 2021年11月に最初作りまして当時は人吉の方、水害があった後だったので、そちらと益城町で中心に配付させていただきました。 そして今度、その当時と変わったところを差し替えながら第2版として今回作りましたので23日に配布して、 あと町の公共のところでまた配布をさせていただきたいと思います。 ちっちゃい子どもさんがいる方をターゲットにして書いてますので、避難所での子育て、 母乳で育てている方やら、ミルクの方とかの緊急の時のやり方とか、 子どもたちの心のケアのこととかも書いてます。 NPO 法人子育て応援おおきな木の Instagram とかで、イベントを行うときにはアップしてますので、ぜひ時々チェックしてみてください。 ★もちろん益城を拠点にということで活動はされてますが、どなたでもねそういったイベントも来ていただきたい。 そして子供のための防災ハンドブック初めの1歩も皆さんに手に届けばいいなと思われていますので、ぜひ手に取っていただければと思います。 これまでを振り返って、そしてこれから NPO 法人子育ておおきな木として思いがあればお伝えいただけますか? 地震の時には全国からいろんな方に助けていただきました。その方たちに恩返しじゃないけど、これからもその時の思いをね、つなげて活動していけたらいいなと思ってます。 日本中と言わず世界中、どこでも災害にはあいますよね。 なので、困らないように最低限の準備っていうかね、常に心がけていただきたいなと思います。 子供の成長、子供のその年齢によって必要なものとか、変わってくるので、 毎年見直しながら1日~2日は自分で持ちこたえられるように準備してもらいたいなとは思います。![]()
今回のリポーターは鬼塚えりこでした。