2026年1月4日「CDSTおれんじぴーすの鳥部宇利さん、矢野夢佳さん」

今日は、玉名市の九州看護福祉大学の学生ボランティアグループ、CDSTおれんじぴーすの活動を本田みずえが紹介しました。

CDSTは、(コミュニティ デザスター サポート チーム)の略で、地域社会災害サポートチームという意味。設立5年目のCDSTおれんじぴーすは、現在、九州看護福祉学の学生と卒業生合わせて 16人が所属していてこれまでに様々な活動を行ってきました。

 

全員.jpeg

 

代表の鳥部宇とりべうさん、矢野夢佳やのゆめかさんにお話をうかがいました。

 

2人.jpeg

 

本田:まず 4年生で代表の鳥部さんにお話を伺います。オレンジピースは様々なボランティア活動を行っているそうですが、これまでの活動について教えていただけますか。

 

鳥部宇利.jpeg

 

鳥部:私たちの団体は令和 2年の 7月豪雨災害をきっかけに設立され、最初の活動は人吉市のボランティアセンターの後方支援や福祉避難所での活動、水害を受けた地域での現場作業などを行っていました。人吉の活動としては、主に「みんなの畑つながるファーム」という住民さんの畑をお借りして、地域の方々と一緒に野菜を育てて、その野菜を皆さんにお配りしたりするっていう活動と、もう一つ足湯の活動の2つをメインに活動を行っています。

 

畑.jpg

 

野菜ピーマン.jpg

 

足湯の活動では災害の仮設住宅の集会所をお借りして、住民の皆様に1対 1での足湯を提供しながら、皆さんとお話をしたりする中で、皆さんの抱える生活の不安だったりそういったニー

を拾ったり、あと住民さん同士の交流の場として、お話しする機会がなかなかない、若い人と話す機会がないって方もいらっしゃったりするので、そういった方々、いろんな人たちとの交流の場ということで活動を行っています。

足湯2.jpg

 

足湯.jpeg

 

また令和 5年 7月豪雨で大きな被害を受けた益城町での支援活動や令和 6年の 1月 1日に発生した能登半島地震の支援活動なども行ってきました。能登半島の活動は現在も継続的に行っていて、昨年度は毎月 1回の活動を、今年度は 2ヶ月に 1回の活動を現在も継続的に行っています。

 

その他にも中学校での防災学習の実施や菊陽町で開催された防災フェスタへの参加など防災意識を高めることを目的した活動にもこれまで参加してきました。

 

本田:本当にたくさんのそして広範囲にあたるボランティア活動だと思うんですが、矢野さん野菜を育てて配るって長期的に渡ってその地域に関わるということですね。

 

 

image0.jpeg

 

矢野:はい毎週行って住民さんにお会いして、巡回して育てた野菜とかお配りする中で、私たちの顔とかあだ名とか住民さんから呼ばれる名前とかもあって、そこで毎週の活動で関係性を作りながら、日頃の困りごととか、これから先の生活について一緒にお話をしながら考えたりとか、思いを吐き出すツールとしてお野菜をお配りしてるっていう感じです。

 

本田:それから能登半島地震の被災地、これは行くのに費用も時間もかりますがどうされていますか?

 

矢野:自分たちで助成金を探したり資金の調達を行っています。人吉は 発災から 5年が経過しているので、活動の内容に合う助成金を探すのが大変なんですけど、その中でもこれまでつながってきた方々に紹介していただいたりとかなんとか資金をつないで活動している状況です。

 

能登半島のお金に関しては、今、高速無料措置制度ってものを使わせていただきながら助成金を探して活動の度にお金を調達しています。能登まで車で移動することが多いんですけど、時間をかけても私たちは通い続けるっていう選択で今年度は活動しています。

 

本田:鳥部さん、昨年 8月の記録的大雨の時も早速ボランティア活動に取り組んだということですね。

 

鳥部:大雨が降った翌日の 8月 12日から玉名での活動を開始しました。まず一番最初は玉東にある施設からのご依頼をいただいて、お部屋の泥出し作業だったり、備品の洗浄等を行うところから始めたんですけど、その後は玉名市の災害ボランティアセンターの開設準備から関わらせていただいて、いろんな備品の貸し出しだったり受け付対応といった後方支援や、現場作業として床下泥出しや消毒ブラッシングといった作業、家財の搬出の作業などを行ってきました。

 

床下清掃.jpeg

 

 

バケツ.jpeg

 

 

 

片付け小物.jpeg

 

 

片付けビデオ.jpeg

 

 

 

また、他の団体にご協力いただいて、地域でイベントを行ったり、訪問活動を行う中で、支援制度などの情報提供やまたニーズの確認を行ってきました。

 

調査.jpeg

 

 

玉名っていう地域が私たちが通っている大学があるとても身近な地域っていうこともあって、自分たち自身も改めて災害がいつ起こるかどこで起こるかわからないなっていう中で、近いからこそ私たちにできることがあるんじゃないかっていうことで、玉名市のボランティアセンターの方や市役所の方、様々な方々とお話ししながらできることを今まで続けてきました。

 

本田:昨年の夏は本当に暑くて、床下に入っての泥出しなど矢野さん大変だったんじゃないですか?

 

矢野:床下の作業はみんなで潜るんですけど、自分の担当するスペースで一人で作業する中でどうしたらいいんだろうみたいな不安とかボランティアセンターの開設とか運営にも携わらせていただいたので、やっぱり一般のボランティアさんとはちょっと違う動きで、自分たちで考えながら動くっていう点で難しいなとかどうしたらいいんだろうっていうのをたくさん考えた時期になりました。

 

本田:ではお二人にボランティア活動を続ける思いについて教えていただけますかまず鳥部さん。

 

鳥部:私がこれまでこの活動を続けてこれたのは、住民さんにお会いしたりする時に来てくれてありがとうっていういろんな言葉をいただくことが多くて、そういった言葉の一つ一つが自分自身の励みにもなって、やっぱり支援をするっていう一方的なものではなくて、住民さんからいただくパワーとかエネルギーとか本当にいろいろなことを学ばせていたくということも多くてそういったものが一番の支えになってます。

 

矢野:つい先日の活動ですごく久しぶりに人吉の方に活動に行ったんですけど、私は「夢ちゃん」呼ばれているんですが、「夢ちゃん久しぶり!来てた」ってを言ってもらった時に自分のことかけてくださるがいるってことが明日も頑張ろう気持ちになれるとすごく感じました。

 

発災から 5年が経過して、なんでまだ人吉の方まで毎週行ってるのとか、能登も遠いのにっていう声もあるんですけど、それでも私たちは住民さんとか被災された方々に寄り添いながら「忘れてないんだよ。これから先も一緒に前を向きながら歩んでいきましょう」っていう寄り添い支援の方で継続して活動する意味があるのかなっていうのをこの 3年間感じています。

 

私は先輩方の楽しそうな姿を見て入って、誰かのためになりたいと思って活動してきたんですけど、自分のことを支えてくださる住民さんとかメンバーとか連携する方々がたくさんいるっていうのをすごく感じていて、そういったこれまでのつながりを生かしながら、これからも住民さんとかに寄り添い続けたいなっていう思いがあります。

 

 

この番組では、熊本地震に関連して、取り上げて欲しい要望やメッセージなどもお待ちしています。アドレスは、with@fmkumamoto.jpです。

 

 

 

番組内容

毎週日曜日 9:45~9:55

平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
一つ一つの想いに寄り添いながら、熊本の明るい未来へ向かって、一緒に歩んでいきましょう。

with@fmkumamoto.jp
メッセージフォームはこちら>