2026年6月21日熊本県介護福祉士会・会長・石本淳也さん
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今年は、熊本地震から10年。あの時避難所には避難された方々の為に多く方々がボランティアとしてお尽力いただきました。 今回はその中で介護を必要とされる方々の為に避難所に駆け付けられた 全国の介護福祉士会の皆さんの、当時の活動や今の思いを 一般社団法人熊本県介護福祉士会・会長・石本淳也さんにお聴きしました。 ★介護福祉士としてあの時どんな活動をされたんでしょうか 主に一般避難所の支援、サポートを介護福祉士会という組織、もちろん他のいろんな福祉や介護や医療の団体さんと連携をしながらさせていただきました。 高齢者や障害者の方など、介護などのケアを必要とする方々が体育館などの避難所の中で避難生活を送るというのはなかなか大変なことで、 そういった方々をサポートするためにに主に益城、御船、嘉島といった避難所に介護の専門職を送り込みながらケアを継続するといった活動をしました。 初めは熊本県の周辺の都道府県から介護福祉士の仲間たちがまず駆け付けてくれ、そして全国から応援が来てくれて、 延べ900名の皆さんが3ヶ月間近く活動してくれました。 その中で動ける状態になった県内の介護福祉士たちも、少しずつサポート支援の中に入ってくる というような構図で動きをとったという流れがあります。★避難所で皆さん介護することになったということなんですが、困り事もたくさんあったと思うんですけども、 どのように対応していかれたんですか? まずお風呂がネックになります。まず避難所にそもそも風呂場がない。 後々自衛隊などが仮設のお風呂場を設置してくださいましたけれども、あくまで仮設の環境ですので、浴槽をまたいで入るとかっていう時の その段差であったりとか、とってを握りながらつかれるというような環境っていうのがなかなか整ってない中で入っていただくというのが難しい。 それとトイレです。仮設のトイレを使うんですが、まず入り口の段差が高いんですよ。 で、どちらかというと当時は洋式の仮設トイレってそんなに多くなかった印象で、そうなるとやっぱり、使いづらいんですね。 そういった課題があるよっていうのを行政とか関係機関に伝えながら、 例えば和式の便座に洋式をパコッとのせるような補うようなものがあったりしますので、だったらそういうのをちょっとかき集めましょうかとか。 お手洗い大丈夫ですか?移動するのお手伝いしますよって声かけしながら周るというようなことで徐々には改善はされていったんだろうと思いますけれども。
★でもあくまでも徐々にということですから最初はそのあるもので皆さんが工夫してされたっていうことですよね そうですね、もうそれしかできないんでですね、なので、そういった課題とか当時の振り返りを踏まえて、 じゃあ避難所となるであろう場所にどういったものをそろえとくべきかとか、避難所を設置するときにどういった環境を整えるべきかとか、 特にその高齢者や障害者といった災害弱者と言い方しますが、 こういう方々っていうのは実はその日頃の社会の中でも、社会的には支援がいる側の方々ですので、 こういった方々が避難所に来られた時のことを想定して、また体制を整えておくっていうのが大事だろうなと思いますね。 人口減少社会で超高齢化が進むっていうのは、これはもういろんな業界に対して共通の課題ですと。 で、そんな中でお互い様でね、みんなが安心して暮らしていける地域作るためにどうしよっかっていうのをやっぱり学んでいくべきで、 これは当然学校の教育の中でもやっぱりやるべきでしょうし、なので行政だったり、我々みたいなその専門職団体だったりが、そのあたりを旗を振ってね、 そういうのを学んでいただく機会、発信する機会なんかを作るっていうのは大事。 こういった番組で取り上げていただくっていうのもすごく大事なことかなと思いますけどね。
*写真は当時の支援の様子です。
お話を伺ったのは鬼塚えりこでした。