2026年6月28日「一般社団法人 Anchor 代表理事 村上直子さん」

今日は一般社団法人『Anchor~九州災害支援団体支援機構』代表理事であり産業心理カウンセラーの村上直子さんのインタビューを風戸南陽子がお届けしました。

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Anchorは2024年3月設立。

村上さんは熊本地震直後からさまざまな支援活動に取り組まれています。

その1つには災害で使われたブルーシートを使ってバッグを作っている「一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO」との出会いもありました。

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東京に住んでいた村上さんは熊本地震から9ヶ月後、ふるさと熊本に帰ってきています。
 
Anchorの活動についてや、これからへの思いを伺っています。
 
 
風戸:熊本地震の時、どんな状況でどんな活動からのスタートでしたか?
 
村上:私は東京で仕事をしていて、友達から急いでテレビつけてと連絡が入り、
そこで知る状況でした。
東京の友達も私が熊本出身と知ってくれていたので、
何かあったら言ってねと、たくさんお声掛けいただいたんです。
 
それをきっかけに何かあったら何ができるんだろうと
考えるきっかけになりました。
 
そこから一口1000円集めますと友達限定でお声がけさせてもらって
3.11を東京で経験してましたので、あの経験から必要なものを集めて
お預かりした寄付を現場に届ける、実家に届けるということからスタートしました。
 
結果的に1ヶ月で50万円ほどお預かりしました。
 
 
風戸:今ではAnchorを立ち上げ,どのような活動ができていますか?
 
村上:災害支援団体さんたちを支援する仕組みづくりが最初のテーマでした。
 
災害が発生したら手弁当で現場に駆けつけてくださるという
お金の面もなんとかしたいと、
助成金を活用させてもらう仕組みづくりだったり、
団体さんがその助成金を受け取って活動できるような基盤作りを行っていました。
 
あとは地域住民の皆さんと一緒に防災を学ぶとか、
特性をお持ちの方々に合わせた「自分なりの防災」を知っておくことで、
自分も大切な人も守れる人が増えると思っているので、
学びの場を楽しみながらみんなで作るイベントなどをしています。
 
風戸:まずは「地域とともにKIOKUをたどるプロジェクト」がありました。
 
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村上:去年行いました。
熊本地震から10年を迎えるにあたって、今だから見られる、感じることができることが
それぞれあるんじゃないかとうい思いでした。
 
熊本地震をどう捉えていたのかは人それぞれ違うと思うので、
改めてみんなで集まって、大変だったね、頑張ったねと持ち寄りながら、
過去と今の話をしつつ、じゃあそれらを未来にどうつなげていくかを
計5回、みんなで一緒にやりました。
 
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風戸:さらには「ふらっと交流会」という企画もありました。
 
村上:こちらも去年させていただきました。
私も右耳がちょっと悪いので手話を使ったりしますが、
聞こえない人にも届ける防災減災をテーマに
最初の1時間はボードゲームと手話で遊びながらアイスブレイク。
 
人となりを知った後にみんなで非常食を試食したり、
クロスロードという防災ゲームを活用して
いざという時、自分はどんな行動・どんな選択をする?ということを
みんなで学び合うような時間を計4回取りました。
 
半分以上が毎回新しい方が来てくださっていました。
 
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もっと早く知りたかったというお声もたくさんいただきました。
 
風戸:何を原動力に今こうして活動を続けていらっしゃいますか?
 
村上:私の中で目的がすごく明確にあるんです。
「自分らしく、自分と大切な人を大切にできる人を増やしたい」というのがあります。
 
災害の時ってたまに泣きながら伴走していたりもするんです。
私自身が大切な人が大変な状況になることがすごく苦しいので、
そうなる前に学び合いたいなって。
 
産業心理カウンセラーに関しましても
メンタルってすごく大事な部分だと思うので、
その人らしく整えるのを何か起きてからではなくて、
起きる前にみんなで一緒に心身ともに健康になれたらいいよねって。
 
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風戸:これからは?
 
村上:自分らしく、自分と大切な人を大切にできる人を増やしたいのは変わらないので、
そこに対して必要なことをこれからも続けていくと思います。
 
ふらっと交流会の参加者に見えない方や見えづらい方をサポートされている
NPO 団体さんがいらっしゃり、その方から、
見えない人にも届ける防災減災をやりたいと
声がけいただきすごく嬉しかったんです。
 
今年はその方々、その団体さんと一緒に
見えない方、見えづらい方にも届ける防災減災を
企画していきたいと思ってます。
 
ちょっとした1人の行動が未来につながっているんだよと
毎回毎回、感じさせていただいてます。
 
 
風戸:村上さんの「自分らしく、自分と大切な人を大切にできる人を増やす活動」
防災の学び合いは続いていきます。 

番組内容

毎週日曜日 9:45~9:55

平成28年熊本地震、そして、令和2年7月豪雨後から取材したさまざまな声をラジオからお届けし、その想いの輪をつなげていきます。
一つ一つの想いに寄り添いながら、熊本の明るい未来へ向かって、一緒に歩んでいきましょう。