ご機嫌いかがですか、千田浩未です。

3/17 "It's a Wonderful Life"「素晴らしき哉、人生!」という映画がありました。人生が wonderful に感じられるために必要な要素って何だと思いますか。

先月アメリカ テネシー州ナッシュビルで開かれた Country Radio Seminar (CRS)に参加しました。CRS には全米から2000人を超えるラジオパーソナリティやプログラムディレクター、レーベルが集まり、3日間のコンベンションの間、様々な分科会が開かれます。
ユニークなのは、ランチとディナーには、 ワーナーやユニバーサルなど様々なレーベルの看板や新人アーティストのパフォーマンスがあることなのですが、セミナー最後の夜を飾るのがNew Faces show.セミナー参加者が前もって投票し、得票の多かった5組の新人アーティストが登場するショーで、この5組に選ばれることが、夢を追いかけるカントリーアーティストの目標となることも少なくありません。
で、日本でアーティストがデビューすると言ったら、何歳をイメージしますか?大体10代ということが多いのでは、と思うのですけれど、今年の New Faces の平均年齢は、30歳。そう新人で30歳がカントリーでは、かなり普通のことなのですが、理由の一つは、カントリーの歌詞内容が、恋人との関係だけでなく、疎遠だった父親や、母親との葛藤、時には児童虐待やアルコール依存を扱うことさえあるからではないかと察します。今年、New Faces show に選ばれた一人のアーティストが、ステージで語りました。「初めてCRS に観客としてきた時に、来年は、あのステージに!と思った。次の年も来年こそは、と思った。それからさらに5年以上経った。でも、ようやくここに来ることができた!」って。
そんな言葉を聞きながら、思ってました。熊本で多言語表記を進めたい って考えて3年やってきて、それが今、ラグビーとハンドボールの大会半年前なのに、なかなか進んでないことを悔しいなって思ってるけど、こうしたアーティストの頑張り考えたら、自分も、もっとやれることあるんじゃないかって!頑張ったら全て夢が叶うほど、人生は甘くないけれど、「どうせ」って引いてしまうより「せめて」って考えてトライしてみる勇気を持とうって。

Life doesn’t have to be perfect to be wonderful. 「人生が素晴らしいものであるために、人生が完璧である必要はない」Nashvilleで見つけたカードにあった言葉です。Life doesn’t have to be perfect to be wonderful.

Kumamoto Curio, 提供は熊本での多言語表記を推進するKuma Visit.

今日のBGMは “Speechless” by Dan+Shayでした。

番組内容

熊本を “visitor-friendly"(訪れる人に優しい)地域に!
2019年にはラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の開催地となり、翌2020年の東京2020オリンピックにはインドネシアのホストタウンとなる熊本。
海外から訪れる人の増加が見込まれる今、店舗・施設の多言語表記を推進し、熊本の魅力を発信する5分番組。
クラウドファンディングにより、リスナーの応援が作る新しいスタイルのプログラムです!

curio@fmkumamoto.jp
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